出せば売れる現象続く…BTS、さらに人気を上げている3つの理由。兵役中もソロ活動で成果続々

2024年07月22日 K-POP #BTS

BTSがソロ活動で今年上半期のグローバル主要チャートを席巻している。

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7月19日にリリースされたJIMINの2ndソロアルバム『MUSE』のタイトル曲『Who』は、7月20日9時までに112の国や地域のiTunes「トップソング」チャートで1位を記録した。

同曲は世界最大のストリーミングプラットフォームSpotifyの7月19日付「デイリートップソンググローバル」で3位に入り、翌日も4位で上位圏をキープしている。

また、韓国「デイリートップソング」では2日連続(7月19、20日付)で1位、アメリカ「デイリートップソング」では前日比4ランク上昇した14位に入った。このすべてが公式活動や放送活動なしに収めた成果だ。

BTS・JIMIN
(写真提供=BIGHIT MUSIC)BTS・JIMIN

BTSがさらに人気を上げている3つの理由

そもそもBTSは今年、JIMINの『MUSE』だけでなく、3月のVのデジタルシングル『FRI(END)S』とJ-HOPEのスペシャルアルバム『HOPE ON THE STREET VOL.1』、5月のRMの2ndソロアルバム『Right Place、Wrong Person』、6月のJUNG KOOKのファンソング『Never Let Go』を披露した。

彼らは各種グローバルチャートで良い成績を収め、日増しに高まる人気を証明した。

特別なオフライン活動なしでも人気が上昇するのには、それなりの理由がある。第一の理由は、さらに深く広くなった音楽にある。

JIMINは『MUSE』に収録された7曲のうち、6曲の作業に参加し、2曲のプロデュースを担当した。彼はRMと出演した動画「交換アルバムMMM(Mini&Moni Music)-ジミン(Jimin)」で、新しいアルバムに率直な感情をたくさん込め、今後もこのような方式で曲作業をしながら成長する姿を見せるという抱負を表わした。

動画「交換アルバムMMM(Mini&Moni Music)-ジミン(Jimin)」
(画像提供=BIGHIT MUSIC)動画「交換アルバムMMM(Mini&Moni Music)-ジミン(Jimin)」

一方でRMは、オルタナティブ(Alternative)ジャンルに挑戦し、前作と差別化された作品を完成させた。Silica Gelのキム・ハンジュ、HYUKOHのオ・ヒョク、英ラッパーのLittle Simzなど、新しいミュージシャンとのコラボで新鮮さを与えた。スペシャルアルバムを発表したJ-HOPEは、自身のルーツであるストリートダンスを題材に、深みと真心の込められた音楽を披露した。

このようにメンバーたちの率直な感情と成長を見守ることができるという点で、彼らのソロ作品に対する関心が引き続き高まっている。

休むこともなく発表されるコンテンツも、人気が冷めない理由のひとつだ。

RMとJIMINは、前出の新譜レビュー動画「交換アルバムMMM」を準備していた。この動画は、アルバム制作記、音楽に対する姿勢、未来の計画などを深く扱い、多くのファンから好評を得た。またRMは、2ndソロアルバムに収録された11曲のうち、半分近い5曲のミュージックビデオを制作する「コンテンツ爆撃」を与えた。

BTS・RM
(画像提供=BIGHIT MUSIC)BTS・RM

Vは解釈の面白さがある『FRI(END)S』のミュージックビデオのリアクション映像をあらかじめ企画し、ファンが楽しくミュージックビデオを鑑賞できるようにした。J-HOPEは新譜と共に、同名ドキュメンタリーを公開している。

またメンバーたちは各アルバムの特性を生かしたポップアップを開催し、ファンが様々な経験をできる空間も提供した。特にドキュメンタリーとポップアップは、新曲を楽しむ新しい方式を提示したという点で大きな反響を得た。

BTS・V
(写真提供=BIGHIT MUSIC)BTS・V

BTSのポップアップは、単にアルバムの公式グッズを買って写真と映像を鑑賞するところではない。階別に各テーマに合う香りを噴射して嗅覚まで楽しめる空間を作り、新曲の振り付けを学ぶダンスワークショップなど、参加型のプログラムでユニークさを与えた。

J-HOPEは自らが伝えようとしたメッセージを音楽(アルバム)、映像(ドキュメンタリー)、空間(ポップアップ)に有機的に盛り込んだ。そのおかげでファンは様々なチャンネルでアルバムのメッセージを経験して楽しむことができた。

BTS・J-HOPE
(画像提供=BIGHIT MUSIC)BTS・J-HOPE

理由の最後に、「いつも一緒にいる」ということを感じさせてくれたメンバーたちの繊細な心も大きな役割を果たした。

Vはピンク色の春に合わせて甘い告白ソング『FRI(END)S』を発表し、JUNG KOOKはグループのデビュー日(6月13日)を記念するイベント「2024 FESTA」の時期に、ファンソングをプレゼントした。

しっかりした企画と準備、そしてファンへの思いが土台になったBTSのソロアルバムは、チャートを席巻した。RM、V、J-HOPEは、それぞれ英オフィシャルアルバムチャート、Spotify「デイリートップソンググローバル」、アメリカ「ビルボード200」と英オフィシャルシングルチャートで、ソロ活動基準の自己最高記録を更新した。

JUNG KOOKは『Never Let Go』で米ビルボード「HOT100」と英オフィシャルシングルチャートに進入し、自らが持つK-POPソロ歌手として最多チャートイン記録を更新した。

BTS・JUNG KOOK
(写真提供=BIGHIT MUSIC)BTS・JUNG KOOK

過去にリリースされた曲も相変わらず人気だ。SUGAが2023年4月に活動名「Agust D」で発表した『D-DAY』は、LP発売に力づけられ「ビルボード200」に再チャートインし、JINが2021年に公開した自作曲『SUPER TUNA』は、彼の除隊を契機に米ビルボード「ワールドデジタルソングセールス」で1位になった。

BTSはソロ活動を相次いで成功させ、代わりのいない存在感を再び証明した。兵役中に収めた驚くべき成果は、彼らが完全体で集結する瞬間に対する期待感を育てる。ソロアルバムを通じて成長していくBTSメンバーたちが繰り広げる今後の活動に、多くの関心が集中している。

(記事提供=OSEN)

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