チャンネル登録者1010万人の人気ユーチューバー、ツヤン(Tzuyang、本名パク・ジョンウォン)が元所属事務所代表からの暴行や盗撮などの被害を告白したなかで、彼女の弁護士が立場を明らかにした。
7月11日、ツヤンの法定代理人であるキム・テヨン弁護士は「放送中に法律用語の使用などで内容が明確に伝わっていない部分があるため、コメントを残す」とし、「申し上げた通り、ツヤンさんは多くの被害を受けたので、私と一緒に精算金請求、専属契約解約、商標出願異議などを含め、○姦、○○○姦、常習暴行、常習脅迫、常習傷害、恐喝、強要、性暴力処罰法違反などで1次刑事告訴も進行した」と述べた。
すると元代表が弁護士側に善処を強く要請したため、この件に対して両者が言及しないことを約束したという。
だが「その後、所属事務所の元代表は該当約定を違反し、ツヤンさんはやむを得ず、2次刑事告訴を進めた」と経緯を説明した。
「懲役5年以上の処罰が予想される状況」だったが、元代表が“極端な選択”をして突然この世を去ったため、最終的に「公訴権なし」で刑事事件は終わったという。
キム・テヨン弁護士は「今回の事案で当事者たちに対する憶測や誤解がないことを願い、同時に遺族などに対する2次被害が発生しないことを願う」と締めくくった。
先立って同日、ツヤンは自身のYouTubeチャンネルに動画をアップし、元恋人で元所属事務所代表のA氏から約5年間にわたって、暴行、脅迫、盗撮などを受け、未精算金も40億ウォン(約4億6700万円)に上ると主張した。
またツヤンは、A氏に強要されて遊興店で働かされ、A氏の脅迫を受けてお金を稼ぐためにネット配信を始めたと明かした。
彼女がA氏について告白した背景がある。
ユーチューバーのパンスク(panseug)とクジェヨクが対立しながら互いに暴露をし合う過程で、パンスクが親しかったYouTubeチャンネル「カロセロ研究所」に、クジェヨク、Caracula、チョン・グクジンなどが所属する「レッカー連合」がツヤンに対して犯した蛮行について情報提供し、世間に知られることとなった。
ツヤンがA氏から受けた被害を利用し、「レッカー連合」がツヤンを脅迫したというのだ。そんな状況を受けて、ツヤンは自らこの問題について説明した。
キム・テヨン弁護士の公式立場全文は、以下の通り。
◇
こんにちは、弁護士のキム・テヨンです。放送中に法律用語の使用などで内容が明確に伝わっていない部分があるため、コメントを残します。
申し上げた通り、ツヤンさんは多くの被害を受けたので、私と一緒に精算金請求、専属契約解約、商標出願異議などを含め、○姦、○○○姦、常習暴行、常習脅迫、常習傷害、恐喝、強要、性暴力処罰法違反などで1次刑事告訴も進行しました。
ところがその後、元所属事務所代表が当社に訪ねてきて善処を強く要請し、これ以上、この件に対して言及しないことを約束しました。
しかし、その後、所属事務所の元代表は該当約定を違反し、ツヤンさんはやむを得ず、2次刑事告訴を進めました。
放送で申し上げた通り、容疑事実が多かったので、懲役5年以上の処罰が予想される状況でした。
ただし、その後、元所属事務所代表は残念ながら極端な選択をし、最終的に「公訴権なし」という不送致決定で刑事事件は終結しました。
今回の事案で当事者たちに対する憶測や誤解がないことを願い、同時に遺族などに対する2次被害が発生しないことを願います。
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