BLACKPINKのジェニーが室内で喫煙しながらスタッフの顔面にタバコの煙を吐く姿が捉えられ、グローバルスターとは思えない行動で議論に包まれた。
とあるオンラインユーザーがイタリア大使館に室内喫煙を通報するなど、状況が深刻になってきている。
喫煙したこと自体よりも、ジェニーの“人間性”が問われているのだ。
先立ってジェニーは7月2日、個人YouTubeチャンネルに「A Moment in Capri with Jennie」というタイトルの動画をアップした。その動画には、ジェニーが去る6月、イタリアのカプリ島で開かれたあるデザイナーのコレクションショーにモデルとして参加する様子が収められた。
しかしその動画には、彼女が室内で電子タバコを吸う姿まで映っていた。
ジェニーは当時、ポップスターのデュア・リパ、DJ兼プロデューサーでファッションデザイナーでもあるPeggy Gouなど、世界的なスターが参加したなかで、モデルとしてランウェイに上がり話題を集めた。
しかしランウェイに上がる前にヘア、メイクアップを受ける姿が映し出されたシーンが問題となった。座っているジェニーが黒い物を口に当て、口から煙が吐く姿が捉えられたのだ。誰が見ても電子タバコを吸って煙を吐き出す姿だった。
オンライン上では、すぐにジェニーの室内喫煙疑惑が提起された。自身をBLACKPINKのファンと明らかにしたあるユーザーは、「(ジェニーが喫煙している場所は)最近訪問したイタリア・カプリ島の撮影地であると判断されるため、駐イタリア韓国大使館に調査を要請した」と明らかにした。
この人物は「駐イタリア韓国大使館は、イタリア当局にBLACKPINK・ジェニーの室内喫煙事件の調査を依頼し、厳重に処分することを強力に要求する」と強調した。
ただ、室内喫煙よりもさらに議論となっているのは、ジェニーの「人間性」だ。
BLACKPINKとして活動をしながら世界中にファンを持つジェニーは、海外から数多くのラブコールを受け、ファッションショーをはじめ、ハリウッドドラマ出演、メットガラ参加、最近ではビリー・アイリッシュの聴音会にMCで抜擢されるなど「グローバルアイコン」として注目されている。
そんな彼女がメイク中に喫煙し、タバコの煙をスタッフの顔に吐き出す姿は、まさに“衝撃”だった。インタビューや公の場でセンスあふれる姿を見せてきたジェニーが、スタッフの前では残念なマナーを見せ、ファンはさらに大きな失望感を覚えている。
ファンらは「なぜ人の顔の前でタバコを吸うことができるのか」「タバコを吸うのが問題ではなく、顔に煙を吐くのが問題だ」「私が考えてきたジェニーとはあまりにも違う。衝撃だ」「残念過ぎる」など失望を表した。
一部からは、ディフューザーやビタミンスティックの可能性が主張されたが、スタッフが目の前にいる状態で、煙を吐き出したこと自体が大問題だという反応だ。
議論が浮上するや否やジェニーは動画を削除したが、すでにオンライン上に急速に拡散された。
ジェニーの所属事務所ODD ATELIER側は7月9日、本サイト提携メディア『OSEN』に「確認中」という立場だけを伝えた。
映像を削除したことから見て、すでに状況を把握していると考えられるが、これといった立場を明らかにしていないことで、さらに不満が募っている。
(記事提供=OSEN)
◇ジェニー プロフィール
1996年1月16日生まれ。2016年にBLACKPINKのメンバーとしてデビュー。グループ内ではメインラッパーとサブボーカルを担当。2018年に『SOLO』でソロデビューを果たす。同曲のミュージックビデオの再生回数は4億件を超えた。ファッションブランド「シャネル」のビューティーアンバサダーとしても活躍。どんなアイテムも難なく着こなし、「存在そのものがブランド」と呼ばれるほど圧倒的な存在感を放っている。
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