「皆さんの夢のため」SEVENTEENがユネスコ青年親善大使の任命式で伝えた言葉、初の活動は100万ドル寄付

2024年06月27日 話題 #SEVENTEEN

SEVENTEENが全世界の青年たちのために100万ドル(約1億6000万円)を寄付する。ユネスコ青年親善大使として初めての活動だ。

【写真】SEVENTEENの“お着替えショット”

SEVENTEENは6月26日(現地時間)、フランス・パリのユネスコ本部で開かれたユネスコ青年親善大使の任命式に出席。総括リーダーS.COUPS(エスクプス)が代表して任命状を受け取り、ジョシュアが英語で約10分間にわたる受諾演説を繰り広げた。

フランス国営通信社の『AFP』や現地週刊誌『PARIS MATCH』、そして『AP通信』『ロイター』『EPA』などのグローバルメディアが多数参加した。

「Global Youth Grant Scheme」とは?

ジョシュアは演説で、「SEVENTEENは100万ドルを寄付し、ユネスコと共同で“Global Youth Grant Scheme”プログラムをローンチする予定」と明らかにした。「Global Youth Grant Scheme」とは、全世界の青年たちが、より良い未来を作るためのアイデアを実現できるよう、“創意力”と“ウェルビーイング”分野のプロジェクトを支援するというもの。選抜された青年たちには、プロジェクトのための基金と強化プログラムが提供されるという。

SEVENTEEN
(写真提供=PLEDISエンターテインメント)SEVENTEEN

続いてジョシュアは、「SEVENTEENは青年たちが、より良い世の中を作ることため、きらめくアイデアと確固たる意志があると信じている。その輝かしいアイデアを支持し、基金を提供することで、僕たちのプログラムが肯定的な青年共同体を作るための踏み台の役割を果たすことができることを願う」と、Global Youth Grant Scheme推進の意義を説明した。

ユネスコ本部のオードレ・アズレ事務総長は、「SEVENTEENとユネスコは青年たちと彼らが属している共同体が、より良い生活を送れるよう支援しようと思う。私たちは、世界的に青年たちの声と創意性が広がることを願う」と話した。

「皆さんの夢のために、SEVENTEENが一緒に行く」

SEVENTEENを代表してマイクの前に立ったジョシュアは、“夢”と“同僚愛”を強調した演説で感動を抱かせた。「僕たちはデビューの時から、青年時期を過ごすメンバーたちの率直な経験と感情を話してきた」として、「CARAT(SEVENTEENファン)の方々の愛のおかげで僕たちは、青年世代との強い絆と所属感を形成することになった。次第にメンバー全員が青年世代を代弁し、彼らの夢を応援するという使命感を積み重ねてきた」と振り返った。

また、ユネスコ青年親善大使としてのSEVENTEENのビジョンも説明。「青年の皆さんが持っている夢、一つひとつが重要だと申し上げたい。皆さん自身を含め、誰も皆さんの夢をつまらないものにするな」として、「また、夢を叶える過程で皆さんは、一人ではないということを分かってほしい。皆さんが同僚の青年たちと同僚愛を探すことを、皆さんもやはり他の青年たちを支持してくれることを願う」と頼んだ。

SEVENTEEN
(写真提供=PLEDISエンターテインメント)SEVENTEEN

ジョシュアの「SEVENTEENの夢が皆さんの夢」という言葉に、客席からは力強い拍手があふれた。演説の最後には、他メンバーたちが全世界の青年たちに向けたメッセージを韓国語、中国語、日本語で伝えた。「皆さんの夢が僕たちのダンスです」というホシのスローガンを皮切りに、ジュン、ウジ、バーノンがそれぞれ「皆さんの夢は僕たちを輝かせます」「皆さんの夢は僕たちの原動力です」「皆さんの夢、SEVENTEENが大切にする」とエールを送った。

そしてジョンハンは、SEVENTEENの日本語曲『今 -明日 世界が終わっても-』の歌詞を引用し、「皆さんの夢、今夜世界が終わっても、何よりも重要です」とメッセージ。続いてS.COUPSは、「皆さんの夢が、僕たち皆の未来です」と強調し、ジョシュアは「皆さんの夢のために、SEVENTEENが皆さんのそばにいます。皆さんの夢のために、SEVENTEENが一緒に行きます」と演説を締めくくった。

ユネスコとの歩み

SEVENTEENは今回、K-POPアーティストとしては初めてユネスコ親善大使に任命された。また、ユネスコが優先グループである青年たちのために親善大使を任命した事例も、今回が初だ。2015年のデビュー以来、絶えず自らの成長物語を音楽で表現し、全世界の青年たちと交感してきたSEVENTEENの影響力が、国際社会から認められたのだ。

SEVENTEENとユネスコはこれまで、「#Going Together」キャンペーンを実施し、教育の重要性を知らせたことがある。2022年8月、所属事務所PLEDISエンターテインメントとユネスコ韓国委員会が共同で始めた同キャンペーンは翌年、ユネスコ本部との三者業務協約を通じてグローバルなものへと拡張された。

SEVENTEENは同キャンペーンで、東ティモール地域に2カ所の学習センターを建設、マラウイの教育支援など意味深い収穫を収めている。また昨年11月には、ユネスコ本部で開催された第13回「ユネスコ青年フォーラム」に参加し、約190カ国の青年代表らに会った。メンバーたちは当時、スペシャルセッションを割り当てられ、「青年間の連帯と教育が青年と地球の未来を変える」というメッセージを伝達していた。

青年世代の代表として、世界的な影響力を発揮し始めたSEVENTEEN。今後の活躍から、ますます目が離せなくなりそうだ。

(記事提供=OSEN)

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