イスラエル軍がガザ地区を空爆し、イスラム組織ハマスの戦闘員を多数殺害したと発表したなかで、世界的な平和を望む声が高まっている。
そんななかで「親イスラエル企業」とされるスターバックスのコーヒーを飲んだK-POPアイドルたちが、海外ファンからの“口撃”を受けている。
現在、世界的に「親イスラエル企業」の不買運動が拡散しているからだ。
最近、ENHYPENのメンバーであるジェイクがライブ配信を行ったのだが、そこで彼はスターバックスのコーヒーを飲んだ。それを受けて一部の海外ファンがジェイクを批判し、不買運動に参加すべきと声を上げた。
そんなファンの指摘を受けたジェイクは、コーヒーをグラスに移し、「僕が失敗した。二度とこういうことが起きないようにする」と約束した。
歌手のチョン・ソミも昨年12月、自身のSNSにスターバックスのタンブラーを使っている動画をアップし、議論となった。指摘を受けた彼女は、最終的に動画を削除している。
他にもBLACKPINK・ジス、Red Velvet・スルギ、SEVENTEEN・ホシ、aespa・ウィンターなどもスターバックスの商品を消費する姿を見せたことで、非難を受けたりした。
ただ韓国ファンらは、一部の海外ファンの過剰な反応に過ぎないと見ている。そもそも韓国のスターバックスは、韓国流通大手「新世界グループ」が経営権を握っているからだ。単純に「親イスラエル企業」というのは無理があるだろう。
一方で、K-POPアーティストが広く海外で活動しているのも事実であるだけに、多くの配慮が必要ではないかとの声もある。
なお米スターバックスのラクスマン・ナラシムハン最高経営責任者(CEO)は昨年12月、「アメリカを含む世界各地の都市でデモが激化し、当社の店舗の多くが荒らされている」とし、抗議者はオンライン上の誤情報に惑わされているとの認識を示した。
だが現在もスターバックスに対する不買運動は継続している。
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