かつては契約紛争で真っ向対立も…キム・ジェジュンが述べた“古巣”SMエンターテインメントへの感謝

2024年06月26日 話題

デビュー20周年を迎えたキム・ジェジュンが、“古巣”への感謝の気持ちを伝えた。

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6月25日、キム・ジェジュンはデビュー20周年記念フルアルバム『FLOWER GARDEN』リリースを記念して、自身が設立した芸能事務所iNKODEの社屋でインタビューに応じた。

キム・ジェジュンは2003年に東方神起のメンバーとしてデビューしたが、2009年に当時の所属事務所SMエンターテインメントを相手に不公正専属契約紛争を起こした。約3年にわたる訴訟は双方の合意で終結し、パク・ユチョン、キム・ジュンスとともにJYJを結成して独自の活動を開始したのだった。

キム・ジェジュン
(写真提供=OSEN)キム・ジェジュン

キム・ジェジュンは当時を振り返り、「もちろん、当時は途方もない事件だったが、時間というのは恐ろしく、時間が流れていくので自然に忘れられることがある。その事件で標準契約書ができ、現在はすべての方々がそれを書いているが、誰が、どの事件の影響で作られたのか分からないことも多い」としながらも、「正確な枠組みとルールがない状況で制度ができたので、経営陣の方々の立場としては、以前よりも、さらに熱心に経営をしなければならなかっただろう。そのため、エンターテインメントごとに色ができ、IPにおいても強い個性が現れ、K-POPが世界に伸びていくことができたと思う。その大変な時期があったことで、良いマニュアルが作られた」と説明した。

SMから送られた“花輪”

そう語るキム・ジェジュンは昨年、自身の会社iNKODEを設立。当時、古巣であるSMエンターテインメントから花輪が送られたことで話題を集めた。

これに対してキム・ジェジュンは、「良かった。我が国に存在するすべてのエンターテインメントから花輪が来た。応援してくださるということなので、とても感謝した」とし、「僕にとってSMは敵ではない。共存していかなければならない同じ業種の企業だと思う。従事する方々も知っている人が多い」と強調し、「僕を“誕生”させてくれた会社だ。いつも感謝している」と述べた。

キム・ジェジュン
(写真提供=iNKODE)キム・ジェジュン

そして、「以前、飛行機で(SMエンターテインメントの設立者)イ・スマン先生に会ったことがある。隣の隣の席だったので、日本に行く2時間の間に手紙を書いて差し上げた」として、「時が経って考えてみると、今、この場で僕を作り続けていく勇気を下さったのが先生のようだ。デビューさせてくれて本当に感謝しているし、K-POP界で1位の立役者ではないか。影響力を行使されただけに、今後も良いIPをたくさん作ってほしいという意向を伝えた」とビハインドストーリーを伝え、古巣に対する感謝を示した。

(記事提供=OSEN)

◇ジェジュン プロフィール

1986年1月26日生まれ。歌手を夢見て2001年に単身でソウルにわたり、同年9月に開催されたSMエンターテインメントによるオーディション「第2回SMベスト選抜大会」でスタイルトップ部門1位を獲得。新聞配達や工事現場といった複数のアルバイトで生計を立てながら練習生としてレッスンに通った。2003年から2010年までを東方神起のメンバーとして過ごし、以降はJYJとして活動。2017年以降はソロ歌手として日韓で多方面に活動しており、L’Arc~en~CielのHYDEや城田優、Mattなど、日本の著名人とも親交が深い。

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