ドラマ『ソンジェ背負って走れ』でブレイクした女優のキム・ヘユンが、清涼な夏を完成させた。
【写真】事務所が“放置”?キム・ヘユン、関連コンテンツ「0」
ライフスタイル雑誌『COSMOPOLITAN Korea』は最近、バリで撮影したキム・ヘユンの雑誌カットを公開した。
撮影後に続いたインタビューでは、キム・ヘユンの内面と演技に向けた情熱が明らかになった。
彼女は『ソンジェ背負って走れ』について、「ある人物の日記帳をのぞき込んだような時間だった。10代から30代まで“イム・ソル”という人物として生きた、本当に貴重な時間だった。いい経験だった。おかげでソルから多くのことを学ぶことができた」と話した。
10代から30代まで一つの作品のなかで見せなければならなかったプレッシャーについては、「これまで様々な作品を通じて多様な10代のキャラクターを演じてきたが、ソルのように、中身は30代、見た目は10代というキャラクターは初めて。そのため30代の老練な姿がなるべく外に出るように、合いの手を入れたり、10代はあまり使わないような言葉を使ったり、演技するときにもっと気を使おうと努力した」と述べた。
高校生のときから現在まで10年を超える女優活動をしたキム・ヘユンは、依然として自分自身に厳しいままでいる。
「私は厳格な自分の姿が好きだ。いつもすべてのことに最善を尽くそうと思う。過去の残念な点を忘れずに、次はもっと頑張ろうと何度も試みたからこそ、発展することができたのではないか。正直、まだ“これくらいなら大丈夫”といえる瞬間はなかったが、時間が経って経験をもっと積んだ後には、必ずそう言える瞬間が来てほしい。そして、その瞬間を楽しむことができれば、さらに良い。
演技する時間を除いては、とてもリラックスしているほう。まるで選択と集中のようだ(笑)。演技が本当に好きで、だからもっと上手になりたいし、最善を尽くして厳しくなりたい」
『ソンジェ背負って走れ』の結末に対する考えも明かした。キム・ヘユンは「もしソンジェがソルを永遠に覚えていない結末だったとすれば、ソルはおそらく皆さんが放送で見た姿より、はるかに多く泣きながら一日一日を過ごしていたと思う。今の結末で本当に良かった」と伝えた。
「私の作品が癒しになったという話をしてくださる方々がいらっしゃった。実は“私”という人間がすごいわけでもないのに、自分が好きな演技をしながら誰かの人生の力になり、また肯定的な気運を与えられるということは、本当に意味深いことだと思う。これからも“キム・ヘユン”という材料を通して、多くの人に良い気運と明るいエネルギーを伝えたい」
◇キム・ヘユン プロフィール
1996年11月10日生まれ。2013年、高校生のときにドラマ『少女サムセン~漢方医の夢~』でデビュー。学業を優先しながらいくつかの端役を務め、人気ドラマ『SKYキャッスル』(2018)に200倍の競争率を勝ち抜いて出演し、知名度を大きく向上させた。『偶然見つけたハル』(2019)でドラマ初主演。その後も女優として活躍し、2024年のドラマ『ソンジェ背負って走れ』で、推しのために過去に戻り奮闘する主人公を演じてブレイクした。上手くはないが、水泳が趣味だとか。
■【写真】身長差なんと29cm!ビョン・ウソクがキム・ヘユンを背負った“おんぶSHOT”
前へ
次へ