『ソンジェ背負って走れ』の恩恵を受けた俳優は、ビョン・ウソクだけではなかった。
6月3日、KBS Cool FM 『イ・ウンジの歌謡広場』に俳優ソン・ゴニが出演した。ソン・ゴニは「ハンサムだ」という反応に対し「飽きない。そんなにたくさん聞くわけではない。私がそう思わないからもっといい」と喜びをあらわにした。
自身の顔の魅力で目を挙げると、DJイ・ウンジは「目が多様な役を演じられる瞳のよう。主人公、善良な役、悪役、親しみやすい役も似合う」と称賛した。
大ヒットドラマ『ソンジェ背負って走れ』でキム・テソン役を演じ、愛されたソン・ゴニ。「こんなにたくさんの愛を送ってくれるのが不思議。このように熱い反応を感じるのは初めてだ」として「通っているカフェに行ったが、『とても楽しく見ている』とコーヒーをサービスしてくれた。視聴者としてご馳走したかったと言われた」とエピソードも伝えた。
劇中、多様な年齢を演じたソン・ゴニは「19才のテソンは“インソナム(web小説の主人公の意味)”だ。当時のオルチャン(美男・美女)の姿をたくさん投影しようとした。そこにポイントを合わせた。最初は大変だと思ったが、撮影してみたらテソンに同化された」と笑った。
「“インソナム”テソンの鳥肌が立つようなセリフをヘユン姉さんがたくさん受けた。愛を全面にだしていたら。思ったより姉さんも気楽に受け止めてくれた」と話した。
20歳のテソンについては「ソルの気持ちを知っているから友達の立場になろうとした。友達としての立場で誰かをつなぐというよりは、この友達が好きなら私は幸せだ、そのような気持ちで演技した」とし、34歳のテソンについては「警察なので、警察の時と日常の姿を違うように表現した。警察の時は誠実で、日常ではテソンが変わらないということを見せたかった」と伝えた。
撮影現場で一番年下だったソン・ゴニは「(みんなが)とてもよく面倒を見てくれた。末っ子なのに友達のように過ごした。グループチャットがある。『ソンジェ背負って走れ』のグループチャットを率先して作った」と俳優同士の仲の良さもアピール。
記憶に残るエピソードとして「夏のシーンを冬に撮影したので、皆が抱き合ってカイロをあてあったりもした」「もともと、『ソンジェ』(の撮影)直前に、燃え尽き症候群が強く来た。心に残っていることがなくて演技ができないという気がして、少し休もうとした。サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路に行こうとした瞬間、『ソンジェ』が決まった。たくさん悩んだが、テソンがとても魅力的だったので、やらないわけにはいかなかった。演技する瞬間は大変だった時もあったが、余裕が少しできた。今は良い選択だと信じている」と打ち明けた。
最近、俳優ビョン・ウソクがファンミーティング開催のニュースを伝えたが、ソン・ゴニは「まだファンミーティングの計画はない。私もすごくやりたい。会社に熱心にアピールしている。代表、聞いてますよね??」と笑いを誘った。
最後に、次回作について「とりあえず、まだ考えている。良い選択をして近いうち、知らせられるようにする。挑戦したいのはジャンル物。血が出て、銃を撃ったりしたい。恋愛モノもやってみたい。現実的な演技もしてみたい」と俳優らしい欲を出した。
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