裁判所が“NewJeansの母親”と呼ばれるADORミン・ヒジン代表が提起した仮処分訴訟に対して引用決定を下したなかで、HYBE側が立場を明らかにした。
【注目】NewJeans、因縁のILLITやaespaと同じ舞台に!
5月30日午後、HYBE側は「裁判所の判断を尊重し、今回の臨時株主総会で“社内理事ミン・ヒジン解任の件”に対して賛成する内容で議決権を行使しない」と明らかにした。
ただし、「裁判所が今回の決定で、“ミン・ヒジン代表がNewJeansを連れてHYBEの支配範囲を離脱したり、HYBEを圧迫してHYBEが保有するADORの持分を売るようにしたりすることで、ADORに対するHYBEの支配力を弱め、ミン・ヒジン代表がADORを独立的に支配できる方法を模索したことは明らかだ”と明示しただけに、今後も法が定めた枠内で後続の手続きに出る計画」と付け加えた。
ソウル中央地裁・民事合議50部(キム・サンフン裁判長)は5月30日、HYBE傘下レーベルADORのミン・ヒジン代表がHYBEを相手に提起した議決権行使禁止仮処分訴訟で、「現在まで提出された主張と資料だけでは、HYBEが主張する(ミン代表)解任事由や辞任事由が十分に疎明されていないと判断する」として、ミン・ヒジン代表を支持した。
ミン・ヒジン代表が出した仮処分申請は、臨時株主総会で「ADORの持分80%を保有するHYBEが、ミン代表解任案に議決権を行使できないようにしてほしい」という内容が盛り込まれた。
ひとまず明日(5月31日)開かれる臨時株主総会で、HYBEがミン・ヒジン代表を解任することはできなくなった。しかし両者の信頼関係が完全に崩れているだけに、HYBEの今後の動きに注目が集まっている。
■「この事態を始めたのも、株安の責任もHYBEにある」ADOR側が証拠つきで反論
前へ
次へ