飲酒当て逃げ容疑の韓国歌手、事故直後の肉声公開「代わりに自首してほしい…」マネージャーに懇願

2024年05月29日 話題

飲酒運転当て逃げ事故を起こして拘束された韓国歌手キム・ホジュンが事故当時、マネージャーに「代わりに自首してほしい」と伝えた録音ファイルを警察が確保したことがわかった。

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警察は最近、キム・ホジュンの代わりに虚偽の自首をしたマネージャーのスマートフォンをフォレンジック分析し、事故直後の通話録音ファイルを入手した。

分析の結果、キム・ホジュンがマネージャーに「酒を飲んで事故を起こした」「代わりに自首してほしい」と伝えた録音ファイルがあった。これはスマートフォンの自動録音機能が活性化された結果であり、当時の肉声がそのまま盛り込まれた。

問題は、飲酒当て逃げ事故を起こしたキム・ホジュン本人が、自身の罪を他人に被せようとした点だ。

そもそも、飲酒状態で車を運転して当て逃げ事故を起こしたことも大きな問題だが、罪から逃れよう「犯人逃避教唆」を試みた点も重い。

そして、虚偽の自首を頼まれたマネージャーは、キム・ホジュンが事故当時に着用していた服に着替え、実際に警察に出頭した。捜査に混乱を与えたわけだ。

キム・ホジュン
(写真提供=OSEN)キム・ホジュン

警察は録音ファイルと事件情況を基に、被疑者の容疑を「犯人逃避教唆罪」に変更し、検察に事件を送致する計画だ。

犯人逃避教唆罪は、3年以下の懲役、または500万ウォン(日本円=約57万円)以下の罰金に処するよう、刑法上明示されている。

このように、キム・ホジュンは自身をめぐる不利な情況が次々と出てくると、本人が所有したiPhone3個のうち一部のみパスワードを提供するなど、非協力的な態度で警察捜査に一貫した。

当初は「警察の調査に誠実に臨む」と話していながら、実際には証拠の有利・不利を見て、量刑を減らすために全力を尽くしているのだ。

警察は、元々かけられている飲酒運転の容疑は、ウィドマーク公式を利用して事故当時のキム・ホジュンの血中アルコール濃度の数値を計算し、容疑を立証する計画だ。

ここに犯人逃避教唆罪まで加わる場合、1審での実刑は不可避であると見られる。

キム・ホジュンの飲酒運転当て逃げ事故とは?

なお、キム・ホジュンは5月9日23時40分頃、ソウル江南(カンナム)区・狎鴎亭洞(アックジョンドン)の道路で、対向車線のタクシーに衝突する事故を起こした後、逃走した疑惑(道路交通法上の事故後の未措置)を受けた。

キム・ホジュンは事故を起こした後、京畿道(キョンギド)のとあるホテルに宿泊。そして、事故発生から17時間後の10日16時30分頃、警察に出頭した。

ただ、事故発生から3時間後、キム・ホジュンのマネージャーがキム・ホジュンの服装で警察に出頭し、自身が事故を起こしたと虚偽の供述を行っていた。また、THINKエンターテインメントチョン本部長が、キム・ホジュンが運転していた車のブラックボックスからメモリーカードを除去するなど、組織的に犯罪を隠蔽しようとした情況も明らかになった。

この期間、キム・ホジュンは事故発生直後の11日と12日に高陽(コヤン)、さらには事故発覚後の18日と19日に昌原(チャンウォン)で、「TVAROTTI CLASSIC ARENA TOUR 2024」公演を強行開催していた。

容疑を否認し続けていたキム・ホジュンだが、19日夜遅くに飲酒運転の事実を認め、21日に警察に出頭。24日にソウル中央地裁で拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を受けた後、江南(カンナム)警察署の留置場に連行された。

◇キム・ホジュン プロフィール

1991年10月2日生まれ。2013年3月にデジタルシングル『私の人よ』(原題)でデビュー。2020年のオーディション番組『明日はミスター・トロット』に出演して4位(優勝者はイム・ヨンウン)となり、人気を獲得。その後、『リクエスト曲を歌います、愛のコールセンター』などでも抜群の歌唱力を証明した。

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