BTS・RMの2ndソロアルバムに収録されたタイトル曲など11曲中9曲が“放送不適格”となった。
韓国の公共放送局KBSが5月22日に開いた歌謡審議の結果、RMのアルバム『Right Place, Wrong Person』のタイトル曲『LOST!』をはじめ、ほとんどの収録曲が放送不適格という判定を受けた。
今回、放送不適格となった曲は『LOST!』『Right People, Wrong Place』『Nuts』『out of love』『Domodachi (feat. Little Simz)』『Groin』『Around the world in a day(feat. Moses Sumney)』『Credit Roll』『Come back to me』の9曲だ。
これらの曲は、歌詞に罵りの言葉や低俗、下品な表現が含まれているとされ、不適格となったという。
これでRMの2ndアルバムの曲はタイトル曲を含め、大部分の曲がKBSの放送(テレビ、ラジオなど)で聴くことができなくなった。ただ不適格判定を受けても、修正あるいは改作して再審を要請することはできる。
RMが所属するBTSはグループ曲、ソロ曲を問わず、過去にもKBSから放送不適格の判定を受けた曲が少なくない。
特に2022年のアルバム『Proof』に収録された『RUN BTS』『Born Singer』の2曲が不適格判定を受けた際、オンライン上では「逆に期待しかない」「名曲の予感…」など、荒々しいデビュー初期のBTSを期待するコメントが多数上がり、ツイッターでは「不適格少年団」がトレンドに浮上するほどの盛り上がりを見せたりした。
RMの2ndソロアルバム『Right Place, Wrong Person』は、来る5月24日13時にリリースされる予定だ。
◇RM プロフィール
1994年9月12日生まれ。本名キム・ナムジュン。2013年6月にBTSとしてデビュー。グループ内ではリーダーとメインラッパーを担当しており、英語が堪能な頭脳派でもある。BTSメンバーの中で最初にBig Hitエンターテインメントに加入したのがRMで、事務所代表のパン・シヒョクはBTSのデビューの経緯について「RMのような子はデビューさせなければいけないと思った。BTSを作ったきっかけは彼だ」とコメントしている。最年少メンバーのJUNG KOOKも「事務所見学の際にRMのラップに惹かれて事務所に入った」と明かしており、実力とカリスマ性を兼ねそなえた人物といえる。
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