麻薬投薬の疑いが持たれている俳優ユ・アインの5回目の公判が、韓国で本日(5月14日)開かれる。
ソウル中央地裁・刑事合議25部(部長判事チ・グィヨン)は本日(5月14日)、麻薬類管理に関する法律違反などの容疑を受けているユ・アインに対する5回目の公判期日を行う。
同日の裁判には、ユ・アインに医療用麻薬類を処方した医師2人が証人として出席する予定だ。
ユ・アインは2020年9月から2022年3月まで181回にわたり、プロポフォール、ミダゾラム、ケタミンなど多数の麻薬を常習的に投薬した疑いで裁判にかけられた。
また、2021年5月から2022年8月まで、他人名義で睡眠薬を違法に処方された疑惑もある。
昨年1月には、知人たちとアメリカへ旅行した際に大麻を喫煙。大麻使用の現場をとあるユーチューバーに目撃され、彼らに大麻喫煙を強要した疑惑も受けている。
ユ・アイン側は大麻喫煙教唆の疑いを否認している。弁護側は「ユ・アインが勧めず、キム氏自ら大麻を喫煙した」という趣旨の主張を展開している。
ユ・アイン本人も裁判に出席し、大麻喫煙教唆の疑いを尋ねる報道陣の質問に対し、「正確に否認している。法廷で明らかにする」と明らかにしていた。
◇ユ・アイン プロフィール
1986年10月6日生まれ。本名オム・ホンシク、韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名に。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演。2023年2月、プロポフォール不正使用疑惑で捜査を受け、大麻の陽性反応が検出。同年10月、麻薬類管理に関する法律違反や証拠隠滅教唆、詐欺、医療法違反などの罪で在宅起訴された。
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