故イ・ソンギュンさんの遺作でもある映画『幸せの国』(原題)が、韓国で8月に公開されることが決定した。
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本作は、1979年に実際に起きた大統領暗殺事件を題材とし、暗殺事件の裁判で生死の帰路に立った軍人パク・テジュ(演者イ・ソンギュンさん)、そして彼を生かすために孤軍奮闘する弁護士チョン・インフ(演者チョ・ジョンソク)による物語。
公開されたポスターには、書類を手に弁護するチョン・インフと裁判を受けるパク・テジュの姿が中央に据えられている。また、「1979年、大統領暗殺事件裁判、必ず生かさなければならない人がいる」というキャッチコピーが好奇心を刺激する。
チョン・インフを演じるのは、映画『EXIT イグジット』、ドラマ『賢い医師生活』シリーズで知られる俳優チョ・ジョンソク。そして物語の中心であるパク・テジュは、『パラサイト 半地下の家族』などのイ・ソンギュンさんが演じている。加えて『秘密の森』『梨泰院クラス』など、多数の作品に出演してきた名バイプレーヤーのユ・ジェミョンが、物語のキーとなるチョン・サンドゥを担当する。
◇イ・ソンギュンさん プロフィール
1975年3月2日生まれ。2001年、MBCのシチュエーションコメディ『恋人たち』(原題)でデビュー。2007年のドラマ『白い巨塔』韓国版で正義感の強い“チェ・ドンヨン(日本の里見脩二)役”を演じてブレイクし、『コーヒープリンス1号店』『パスタ~恋が出来るまで~』『ゴールデンタイム』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』と数多くの人気ドラマに出演した。映画『僕の妻のすべて』『最後まで行く』『パラサイト 半地下の家族』などでも高い演技力を発揮。プライベートでは2009年5月に女優チョン・ヘジンと結婚しており、同年11月に長男が、2011年8月に次男が産まれている。2023年12月27日、48歳でこの世を去った。
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