最終回迫るドラマ『涙の女王』、Netflixのない中国でも人気?「不法視聴が日常に」と韓国教授が非難

2024年04月23日 話題

Netflixでも配信中の韓国ドラマ『涙の女王』が自国はもちろん、世界的な人気を集めている。

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そんななかで本来は『涙の女王』を見ることができない中国ユーザーが不法にドラマを視聴し、議論が起きている。

中国のコンテンツレビューサイト「Douban」には、『涙の女王』のレビュー画面が上がっている。4月23日午前現在、約4万6000件ものレビューが書き込まれているのだ。

Netflixのない中国では『涙の女王』は正式に見られないはずだが、多くの中国ユーザーがドラマを楽しんでいるようだ。

「“不法視聴”が日常に」

『涙の女王』キム・スヒョン(左)とキム・ジウォン
(画像提供=tvN)『涙の女王』キム・スヒョン(左)とキム・ジウォン

これについて誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授は、「映画『破墓』の時もそうだったが、中国内では韓国コンテンツに対する“不法視聴”が日常になっている状況」とし、「だが、いかなる恥ずかしさも感じられないということに、さらにあきれるだけだ」と指摘した。

続けて彼は「今や中国当局が積極的に乗り出さなければならないとき」と強調した。

ソ教授は「中国当局が知らないわけがない。知っていながらも、今まで韓国コンテンツに対する“泥棒視聴”に目をつぶってきたのが事実だ」と伝えた。

特に「今からでも中国当局は他国の文化をまず尊重しなければならないということを認識し、自国民の不法行為を集中的に取り締まらなければならない。私たちも良いコンテンツを作ることだけに気を使うのではなく、全世界で保護を受けられる良いシステムを構築することにも、もっと気を使わなければならない」と強調した。

なお『涙の女王』は、クイーンズグループ財閥3世であり、デパートの女王でもあるホン・ヘイン(演者キム・ジウォン)と、田舎出身の弁護士ペク・ヒョヌ(演者キム・スヒョン)が結婚3年目の危機を乗り越え、奇跡のように再び愛することになる物語を描いたドラマだ。

最新(4月21日放送)の第14話では視聴率21.6%(ニールセンコリア)を記録しており、tvNドラマの歴代視聴率1位の『愛の不時着』(21.7%)に迫るヒットとなっている。4月27日に第15話が、4月28日に最終回の第16話が放送される予定だ。

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