モデル出身の新人女優チョン・チェユルさんがこの世を去って、ちょうど1年が経った。
2023年4月11日、故人の所属事務所マネジメントSは、「あまりにも胸が痛く、残念なニュースを伝えることになった。チェユル俳優がこの日、私たちのそばを離れた」と悲報を伝えた。
前日の4月10日、チョン・チェユルさんは自身のSNSに「笑おう」というコメントと、撮影中の近況を知らせていた。それだけに、彼女が亡くなったというニュースは大きな衝撃をもたらした。
1996年9月4日生まれのチョン・チェユルさんは、2016年に放送されたモデルサバイバル番組『devil’s RUNWAY』に出演して顔を知らせた。その後、2018年の映画『ディープ』(原題)で演技活動を始めると、モデル出身の女優として注目を集めた。
2020年には、イケメンゾンビと女性放送作家の探偵コンビが主人公のドラマ『ゾンビ探偵』(KBS2)で、女性刑事のペ・ユンミ役を熱演。事件を暴き、同僚刑事のチャ・ドヒョン(演者クォン・ファウン)とのロマンスも見せるなど、多彩な魅力を見せた。
悲報が伝えられたのは、次作の撮影中のことだった。出演していた『ウェディング・インポッシブル』撮影中にこの世を去ったことで、ドラマは撮影を暫定的に中断。チョン・チェユルさんの出棺後に撮影は再開され、今年2月26日から4月2日にかけて放送された。
突然の悲報に、所属事務所だけでなく芸能界の同僚たちも驚きと悲しみを隠すことができなかった。『ゾンビ探偵』で共演した俳優ハ・ドグォンは当時、自身のSNSに「今年、また必ず共演しようという会話がまだ生々しい。あなたはいつも美しく、明るく、輝く、俳優だった。R.I.P」という文と、チョン・チェユルさんと一緒に撮った写真を公開していた。
そして出棺後、マネジメントSは「いつも皆に温かく、親しく接していた。演技においては誰よりも本気で情熱的だったチョン・チェユルが、依然として生々しく浮び上がる」として、「私たちは誰よりもチョン・チェユルのその姿を応援し、永遠に愛するだろう。私たちの心の中で永遠に輝く星、眩しく美しかったチョン・チェユルを長く記憶する」と哀悼の意を伝えていた。
なお、葬儀は遺族の意思によって非公開で行われた。
(記事提供=OSEN)
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