本当に良い曲とは?韓国の音源チャートで意外なほど人気を博している3曲に注目、共通点は「口コミ」

2024年03月26日 K-POP #(G)I-DLE #TWS

最近人気のある歌には共通点がある。

【写真】「アイドル?」(G)I-DLE・ミヨン、ほぼ“ひも”衣装

たとえデビューしたばかりの新人であっても、「口コミ」が重要だということ。口コミで広がった良い歌は音源チャートで1位を記録し、人気がロングランしてチャートを掌握する。

もう音源チャートに永遠の強者はいなくなった。その代わり、一度上昇の勢いに乗ると、なかなか人気が落ちずにチャートインが難しくなる。上位圏内ではたびたび順位が変動するが、トップ10に一度上がれば、かなり長く維持される様子だ。

“音源クイーン”IUの新曲を抜く

最近、音源チャートで目立つ代表的な曲は、歌手BIBIの『Bam Yang Gang』とガールズグループ (G)I-DLEの『Fate』、そして新人ボーイズグループTWS(トゥアス)の『plot twist』だ。

BIBI
(写真提供=FEELGHOOD music)BIBI

いずれも口コミで人気を集め、チャートのトップ3で人気を集めている。(G)I-DLEはもともと音源の成績が良かったが、BIBIとTWSの善戦は良い歌の力を見せる事例だ。

2月13日にリリースされたBIBIの『Bam Yang Gang』は、音楽の力でチャートのトップに上がった曲といえる。歌手のチャン・ギハが作詞・作曲した曲で、従来のBIBIのイメージと相反する甘くて柔らかい雰囲気が印象に残る。チャン・ギハが書いた叙情的な歌詞とBIBIのラブリーな変身は、最近のチャートで一番ホットな話題だった。

発売当日98位でチャートインし、口コミが広がり始め、約2週間で韓国最大の音源サイトであるMelonで1位を記録。特に“音源クイーン”と呼ばれるIUの新曲を抜いた記録で、さらに目を引いた。

BIBIは以前、音源チャートで目立つ歌手ではなかった。これまで主に破格的なスタイリングとカラーが明確な音楽を消化し、自分だけのジャンルを作ってきたが、大衆的な人気を集めるヒット曲はなかった。

BIBI
(写真提供=OSEN)BIBI

そんなBIBIが大衆を虜にする『Bam Yang Gang』を通じて、口コミだけでチャートのトップに上がったため、さらに意味があった。

収録曲が、新人グループが!

(G)I-DLEも似ている。これまで(G)I-DLEは『TOMBOY』や『Queencard』などで、チャートを制したグループではある。

ところが今回はタイトル曲ではなく、収録曲のヒットという点が特別だ。1月29日にリリースされた2ndフルアルバム『2』の6番トラック『Fate』だ。実は(G)I-DLEはカムバックに先立って、先行公開曲だった『Wife』の歌詞の扇情性議論とメンバーであるシュファの健康問題で、カムバック活動に支障をきたした。

(G)I-DLE
(写真提供=CUBEエンターテインメント)(G)I-DLE

しかし意外な『Fate』のヒットで(G)I-DLEは底力を証明。カムバック活動をまともに行えなかったにも関わらず、『Fate』が上昇の勢いに乗り、3月18日の音源チャートで1位を記録してロングラン中だ。IUの新曲、BIBIの『Bam Yang Gang』シンドロームを抜いてトップに立った。

タイトル曲ではない収録曲であるにもかかわらず、チャートのトップに立ったのは、口コミの力を見せてくれる部分だ。

新人ボーイズグループTWSのヒットも似たような流れだ。

彼らは今年1月22日にデビューした、PLEDISエンターテインメントの新人アイドルだ。しかしチャート成績だけを見ると、まったく新人とは思えない。

TWS
(写真提供=PLEDISエンターテインメント)TWS

デビュー曲『plot twist』は着実な上昇傾向を経て、音源チャート2~3位を行き来しながらロングランを記録中だ。発表当時、90位圏内だったことを見ると、やはり口コミの力だということがわかる。

さらに音源チャートで生き残ることが難しいという新人、しかもボーイズグループという点を考慮してみると、TWSは音楽の力でデビュー曲から異例の成功を収めたわけだ。

ファンの影響が強いアルバム販売量に比べて、より大衆的な人気を反映するとされる音源チャート成績。今後も口コミで人気を得た良い歌が上位に入ることを願うばかりだ。

(記事提供=OSEN)

TWSのプロ野球始球式、過激ファンの迷惑行為に批判殺到

【写真】歌手BIBI、クールな眼差しで“アジアンビューティ”を表現

休むための“仮病”だった?活動中断の(G)I-DLEメンバー、目撃談が浮上し議論に

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集