韓国の国民的歌手キム・ゴンモ（56）の“正確な”近況が明らかになった。
歌手のパク・ジュンヒは最近、自身のフェイスブックに「ゴンモ兄さんは済州島に来たことがない」という文章を載せた。
パク・ジュンヒは「時間がたくさん過ぎたと思ったし、骨の髄までアーティストであるゴンモさんに早くまた歌を歌ってほしいという気持ちで、写真を何枚かアップした。しかし、このようにとんでもない記事が出てくるのを見ると、世の中は本当に恐ろしいという気がする」とし、問題の写真は済州島ではなく、ソウルで夕食後にキム・ゴンモの作業室で撮影したものだと明らかにした。
それと共に「済州島に遊びに来たと書いてもいないのに、私の済州のペンションにゴンモさんと知人たちが訪ねてきて、ヒーリングを云々という記事が出てきた」とし、「私に今できることは何だろうか？嫌疑なしとなっても人々の前に立つことを恐れる理由が、まさにこのような恐ろしい記事のせいだと思う」と話した。
続けて「急を要する思いでここに文章を残す。ゴンモ兄さんは済州島に来たこともない」と強調し、済州島に住む自分がソウルで知人やキム・ゴンモに会ったと事実関係を明確にした。
先立ってパク・ジュンヒは3月12日、自身のフェイスブックに「骨の髄までアーティスト、長年の縁」という文章と、キム・ゴンモなど知人らと集まった写真を載せ関心を集めた。
これを見た数多くの人は、キム・ゴンモがパク・ジュンヒの済州島にあるペンションを訪問したと勘違いした。
パク・ジュンヒはそんな勘違いを改めて正したわけだ。
なおキム・ゴンモは、2019年11月にバラエティ番組『アラフォー息子の成長日記』から降板したことを最後に、公式活動を中断している。
彼は2019年、性的暴行疑惑に包まれた。とある遊興施設の女性従業員A氏が2016年にキム・ゴンモから性的暴行を受けたと主張したのだ。A氏がキム・ゴンモを告訴し、これは単純な疑惑を超えて法廷争いとなった。
しかし告訴から2年後、検察が不起訴処分を下した。それを受けてA氏は抗告したが、再び1年が過ぎた2022年6月に棄却された。その後、A氏はもう一度、裁定申請を提起したが、同年11月にそれも棄却され、最終的にキム・ゴンモの性暴行疑惑は棄却された。
疑いは晴れたわけだが、この事件の影響でキム・ゴンモは、結婚から2年8カ月が過ぎた2022年6月に13歳年下の妻で、ピアニストのチャン・ジヨンと離婚している。
疑惑が提起されてから3年が過ぎ、ようやく解放されたキム・ゴンモだが、未だに放送活動はしていない。当時、キム・ゴンモ側の関係者は「事件が終わっただけに歌手復帰も計画している。しかし、まだ正確な時期は決まっていない」とだけ伝えた。
それから久しぶりにキム・ゴンモの正確な近況が明らかとなったが、彼の復帰については何ら発表されていない状況だ。
（記事提供＝OSEN）
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