最終的にチョン・ジュニョンに残ったのは、「性犯罪者」というレッテルだけだった。
【注目】「女と寝ることに狂った人間」チョン・ジュニョンの“素顔”
歌手チョン・ジュニョンが3月19日、全羅南道・木浦(モクポ)刑務所で5年の服役を終えて出所した。
同日、チョン・ジュニョンは黒いマスクを着用し、帽子を深くかぶったまま顔をできるだけ隠した。特に何も言わず、静かに現場を後にしたという。
チョン・ジュニョンまで出所し、いわゆる「チョン・ジュニョンのグループチャット」メンバーは全員、社会に戻ることになった。チョン・ジュニョンと共に集団性暴行疑惑、不法撮影・不法撮影物流布疑惑で2年6カ月服役したFTISLAND出身のチェ・ジョンフンは2021年に出所し、BIGBANG出身のV.I(スンリ)も2023年2月に出所した。
チョン・ジュニョンよりも先に出所したグループチャットメンバーらは、非難の世論を気にすることもなく、すでに社会復帰に熱を上げている状況だ。
V.Iは出所後、“二股疑惑”で議論となり、海外のイベントで目撃されたりした。V.Iはカンボジアでイベントを進行しながら、G-DRAGONに言及して非難を受けたりもした。
チェ・ジョンフンも海外活動を通じて復帰の動きを見せた。引退宣言から5年ぶりに、日本のファンコミュニティサービス「FANICON」にコミュニティを作り、冷ややかな視線を浴びた。
そんななかでチョン・ジュニョンまで出所し、彼もV.Iやチェ・ジョンフンと同じ動向を見せるか、注目が集まっている状況だ。V.Iとチェ・ジョンフンが海外ファンを対象に、それとなく復帰の動きを見せ、非難を浴びながらも厚かましく歩みを続けているだけに、チョン・ジュニョンも海外活動を通じて復帰を狙う可能性があるといった反応だ。
V.Iやチェ・ジョンフンの復帰の動き、チョン・ジュニョンの出所後の行動に対する関心とは別に、すでに韓国芸能界は彼らの痕跡を消している。彼らは事件後、すべての放送局から出演禁止となった。
去る2月16日に放送された総合編成チャンネルTV朝鮮の『食客ホ・ヨンマンの定食紀行』にBIGBANG・D-LITE(テソン)が出演した際、BIGBANGの過去映像も出たのだが、V.Iの顔は“ぼかし処理”されていた。放送界から完全に退場となっていることがわかる。
それだけでなく、ポータルサイトでも公式プロフィールがすべて削除された状態だ。チョン・ジュニョンとチェ・ジョンフン、V.Iの名前を検索すれば、同名の別人が出てくる。個人アカウントも削除されている。
この間の活動履歴はすべて消された。5年ぶりに社会に戻ってきたチョン・ジュニョンに残ったのは、ただ「性犯罪者」というレッテルだけだった。
(記事提供=OSEN)
■【画像】集団性的暴行で服役を終えたチェ・ジョンフンの現在…母親と教会通い
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