前事務所代表は悪くなかった…FIFTY FIFTYの“クビ”メンバー3人が告発するも「嫌疑なし」

2024年03月11日 話題 #FIFTY FIFTY

ガールズグループFIFTY FIFTYの元メンバー3人が提起した前所属事務所代表の背任疑惑が「疑惑なし」で不送致決定された。

【写真】「後悔している」FIFTY FIFTY・キナ、“黒幕”を明かす

FIFTY FIFTYの所属事務所ATTRAKT側は3月11日、「FIFTY FIFTYの元メンバー、セナ、シオ、アランが告発状を提出した背任事件が最近、ソウル江南(カンナム)警察署で不送致(疑惑なし)になったという捜査結果の通知書を受け取った」と明らかにした。

先立ってメンバーのセナ、シオ、アランは2023年8月17日、法律代理人を通じてチョン・ホンジュン代表を背任の疑いで告発した。

FIFTY FIFTYメンバー4人は昨年6月、ATTRAKTが精算資料の提供義務、メンバーの身体的・精神的健康管理義務などを履行しなかったと主張し、専属契約解除を求める専属契約効力停止仮処分申請を提起したが、8月に裁判所が棄却した。

FIFTY FIFTY。左からシオ、セナ、アラン、キナ
(写真提供=OSEN)FIFTY FIFTY。左からシオ、セナ、アラン、キナ

その後、メンバー3人は直ちに抗告したが、キナだけは抗告を取り下げ、ATTRAKTに復帰。ATTRAKTはセナ、シオ、アランとの専属契約を解除した。

ATTRAKT側はメンバーたちの“黒幕”として、外注プロデューサーのアン・ソンイル代表を名指しし、テンパリング(専属契約期間中に他事務所と事前接触すること)疑惑を提起して法的紛争中だ。

なおATTRAKTは現在、FIFTY FIFTYの新メンバーを選抜している。

◇FIFTY FIFTYとは?

キナ(2002年生まれ)、セナ(2004年生まれ)、シオ(2004年生まれ)、アラン(2004年生まれ)の4人で構成されたガールズグループ。全員が韓国出身。2022年11月にアルバム『THE FIFTY』でデビュー。2023年2月に1stシングルアルバム『The Beginning: Cupid』をリリースし、そのタイトル曲『Cupid』が大ヒット。米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」に25週連続チャートイン(最高順位17位)し、BLACKPINKが持っていた歴代K-POPガールズグループの連続チャートイン記録(8週連続)を大幅に更新した。“中小芸能事務所の奇跡”と呼ばれた。しかし同年6月、突然メンバー全員が専属契約効力停止仮処分申請を提出し、所属事務所と紛争が始まった。最終的にキナだけが復帰。所属事務所は同年10月、3人に専属契約解除を通知した。

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