“兵役直前”に駆け付けたBTS・Vも、“歌姫”IUを輝かせてきた「男性」たち

2024年03月03日 K-POP #IU(イ・ジウン)

ミュージシャンがアルバム作りで最も力を入れるのは、その作品の“顔”となるリード曲だろう。だが、それに負けず劣らず重要なのがミュージックビデオだ。

【画像】BTS・VとIU「すっぴん写真のほうが好き」

現代においては、少なくとも数百、数千万をつぎ込み、ドラマや映画に匹敵する高クオリティな“映像作品”を大衆に披露している。もちろん、制作費だけではなくキャラクターとストーリー性をしっかりと込めることで、一本の作品として十分に認められているのだ。

これは2000年代初めからミュージックビデオの多様性を受け入れてきた雰囲気が、現在まで続いたものと分析される。

これらを踏まえ、数多の韓国歌手のなかでも一際輝いているのがIUだ。彼女のミュージックビデオが目立つ理由の一つには、予想だにしない俳優との共演が挙げられる。

演技力抜群のベテラン俳優

まず、キム・ユンソクは2021年3月リリースの『Coin』のMVに出演し、映画『タチャ イカサマ師』(06)で演じたキャラクターに劣らないカリスマ性を見せた。MVではカジノを訪れたギャンブラーに扮し、IUとの一騎討ちを繰り広げている。

IU、キム・ユンソク
(画像=MVキャプチャ)

『Coin』はゲームセンターを連想させるサウンドを皮切りに、ファンキーなグルーヴサウンドとIUのラップが組み合わさり、彼女にとって新たな試みとなった楽曲だ。

時代劇、サスペンス、クライムアクションなど多様なジャンルで活躍してきたキム・ユンソクは、幅広い演技力を遺憾なく発揮。彼にとってミュージックビデオ出演は自らの偏見を崩し、限界のない試みでもあった。

入隊直前に駆け付けたV

直近で大きな注目を集めた作品と言えば、BTSのVが出演した『Love wins all』だろう。Vは入隊直前という忙しない状況でもIUのオファーに応じ、熱心に働いて去ったのだ。

IU、BTS、V
(画像=MVキャプチャ)

『Love wins all』は、愛することを妨害する世の中で、最後まで愛そうと努力する人々を描いている。MVでVは視覚、IUは聴覚を失ったカップルとして共演。しかし健常者たちと同じように感じて表現し、愛することができるという姿を見せることで、先入観と偏見に対抗した。

縁がなかった俳優とも共演

続いて、韓国レジェンドシンガー、故キム・グァンソクさん22周忌献呈のためにIUが2017年に歌った『忘れなきゃという気持ちで』のMVには、パク・ジョンミンが出演している。

IU、パク・ジョンミン
(画像=MVキャプチャ)

実は、IUとパク・ジョンミンには縁がなかった。しかし、同作の演出を引き受けたイ・レギョン監督がパク・ジョンミンの大ファンだったため、自ら出演交渉を行ったという。

オファーを受けたパク・ジョンミン自身も、普段からIUの楽曲が好きなファンだったことから共演が実現。MVで2人は、互いの気持ちを知ったばかりの愛する恋人に扮した。

同い年の友人も

そしてIUと同じく1993年生まれの“友人”イ・ヒョヌは、『YOU&I』のMVに出演している。共演後も2人は、相変わらず友人として友情を育んでいる。

IU、イ・ヒョヌ
(画像=MVキャプチャ)

『YOU&I』は、一人の男に片思いする女心を可愛く表現した歌詞が印象的な楽曲だ。10代最後の瞬間、そして20代のスタートラインに立ったIUが抱いている思い、幻想が楽曲に溶け込んでいる。

MVを観ると、イ・ヒョヌを好きだが、簡単に心を表現できないIUの姿が描かれている。公開から13年が過ぎた今、2人の幼い顔が目を引く。

(記事提供=OSEN)

◇IU プロフィール

1993年5月16日生まれ。本名イ・ジウン。韓国・ソウル出身。2008年にソロ歌手としてデビューした。芸名のIU(アイユー)は“I”と“YOU”の合成語で「あなたと私が音楽で1つになる」という意味が込められている。女性ソロ歌手としてトップに君臨しつつ、女優業も並行。2011年のドラマ『ドリームハイ』で連ドラ初出演&初主演を果たし、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』などで主演を務めた。2023年3月30日、映画『ドリーム~狙え、人生逆転ゴール!~』の制作報告会で、女優活動時の名前も本名からIUに統一すると発表した。

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