日本の新しいドラマ『厨房のありす』が韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を盗作したとして議論になっている。
最近、とある日本メディアが『厨房のありす』がNetflixでも好評配信された韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に類似した部分があるとの疑惑を提起した。
『厨房のありす』の主人公“ありす”(演者:門脇麦)は、“ウ・ヨンウ”(演者:パク・ウンビン)と同じく「自閉症」を患っている。ウ・ヨンウがクジラの話になると口数が増えるように、ありすもやはり食べ物の話になれば果てしなく話し続ける。
ありすとウ・ヨンウは、母のいない父親のもとで成長した家庭環境と、一番親しい友人である和紗(演者:前田敦子)とトン・グラミ(演者:チュ・ヒョニョン)がいじめられる主人公を助けて親しくなったという設定も一致。
また主人公の過去を知っている人物が、大企業や大型法律事務所の娘という点も同じだ。『ウ・ヨンウ』でウ・ヨンウの過去を知っているテ・スミ(演者:チン・ギョン)は大型法律事務所テサンの創業者の娘であり、ウ・ヨンウの実母だ。『厨房のありす』でも、ありすの過去を知る五條蒔子(演者:木村多江)は、ありすの父親と同僚で製薬会社CEOの娘という設定になっている。そのため五條蒔子がありすの実母ではないかという推測が続いている。
それだけでなく、同僚と恋に落ちるラブラインにも類似性が。ウ・ヨンウは、法律事務所の職員であるイ・ジュノ(演者:カン・テオ)と一緒に仕事をしながら恋に落ちる。ありすは飲食店のアルバイトである倖生(演者:永瀬蓮)に惹かれる姿が映し出された。イ・ジュノと倖生は主人公の行動に戸惑いながらも、一途な才能に惚れるという特徴が一致している。
これと関連して日本現地メディアは、『厨房のありす』は視聴者の間で「温かく優しい作品」「次の展開が気になる」と好評を得ているが、一部の業界関係者の間では「韓国ドラマと演出や話の概要があまりにも似ているという声が出ている」と報じたりもした。
去る1月21日に初回放送された『厨房のありす』は、平均世帯視聴率6.2%で順調なスタートを見せている。
韓国のオンラインユーザーたちは「『ウ・ヨンウ』がなかったら出てこなかったドラマのようだ」「『ウ・ヨンウ』は日本でも人気があったのでは?当惑している」「設定も似ているが、人物関係性はさらに酷似している」「職業だけ変えたウ・ヨンウ」といった反応を見せている。
(記事提供=OSEN)
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