俳優ソン・ガンホやファン・ジョンミンも追加で連名…『パラサイト』俳優の“悲劇”を繰り返さないために

2024年01月18日 話題

突然この世を去った俳優イ・ソンギュンさんの事件を受けて結成された「文化芸術人連帯会議」(仮称)が警察庁、KBS、国会に声明書を直接伝達した。

【写真】『パラサイト』監督ら「真相究明」を要求

1月18日、文化芸術人連帯会議は「1月15日に“故イ・ソンギュン俳優の死に向き合う文化芸術人たちの要求”という声明書を警察庁とKBS、国会を訪問して伝達した」と明らかにした。

韓国独立映画協会のコ・ヨンジェ代表、映画輸入配給会社協会のチョン・サンジン代表、韓国映画プロデューサー組合のチェ・ジョンファ代表、韓国映画プロデューサー組合所属でBAエンターテインメントのチャン・ウォンソク代表が声明書の伝達を担当し、遂行した。

文化芸術人連帯会議は、警察庁には「捜査当局関係者らの捜査過程に対する徹底した真相究明」、KBSには「報道目的に符合しない記事の削除」、国会には「文化芸術人の人権保護のための現行法令制定および改正」などを要求した。

文化芸術人連帯会議
(写真提供=文化芸術人連帯会議)左からチャン・ウォンソク代表、コ・ヨンジェ代表、チェ・ジョンファ代表

先立って文化芸術人連帯会議は、29の文化芸術関連団体を中心に結成されたのだが、韓国映画評論家協会が加わり、計30の団体が参加することに。また個人としても、前釜山国際映画祭元執行委員長のキム・ドンホ、監督のパク・チャヌク、俳優のユン・ヨジョン、ソン・ガンホ、リュ・スンリョン、ファン・ジョンミン、チョン・ウソン、キム・ナムギルなどが追加で連名し、計2831人に増加した。

今後、文化芸術人連帯会議は声明書に明示した要求を貫徹させる連帯会議を正式に発足し、二度とこのような事態が発生しないよう、文化芸術人の人権保護のために多方面で努力する予定だと明らかにした。

なお『パラサイト 半地下の家族』などで知られる俳優イ・ソンギュンさんには、昨年10月に麻薬投薬疑惑が浮上した。様々な検査の結果はいずれも陰性だったが、警察や世論の追及は続き、彼は12月27日に突然この世を去った。享年48歳。

その悲劇を受け1月12日、『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督らが文化芸術人連帯会議を結成し、「故イ・ソンギュン俳優の死に向き合う文化芸術人たちの要求」声明書発表を行った。

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