コメディアンのチェ・ジヨンとキム・ヘジュンがG-DRAGONの麻薬投薬疑惑をコミカルに仕立て上げたと批判を浴び、動画を削除した。
キム・ヘジュンは12月5日、自身のYouTubeチャンネルに「テヤンイン、古い相棒に会う」というタイトルで新しい動画コンテンツを公開した。
もともとチェ・ジヨンは、G-DRAGONをパロディした「GD」ならぬ「チディ」で愛された。キム・ヘジュンは、BIGBANG・SOL(テヤン)をもじって「テヤンイン」を演じたりする。
ただ2人は、G-DRAGONが麻薬疑惑で警察に自ら出頭して調査を受けるなど議論が続いていたため、しばらくコンテンツをアップしなかったのだ。今回アップされた動画は、G-DRAGONの麻薬疑惑以降、久しぶりに公開された動画で注目を集めた。
動画で“チディ”(チェ・ジヨン)は、「どこに行ってきたのか」というテヤンイン(キム・ヘジュン)の質問に、「世界一周してきた」と明らかにした。彼は大げさに舌がもつれた口調でG-DRAGONを真似し、「旅行に長く行ってきたのか、急に舌がもつれたG-DRAGON」という字幕も入った。
そんな動画が公開されると、視聴者たちがG-DRAGONを戯画化したという主張を提起した。毛髪や爪の精密検査で陰性判定を受けたG-DRAGONを過度に表現し、あまりにコミカルに仕立て上げたのではないかという指摘だ。
一方で、以前からG-DRAGONを物真似するキャラクターを披露していただけに、問題になることはないという主張もあった。
議論のなかでキム・ヘジュンは、公開から一日で映像を非公開に。非公開にした理由は明らかにしておらず、まだいかなる立場も明らかにしていない状態だ。
なおG-DRAGONの捜査と関連して警察は、11月27日の定例記者懇談会で「結論が下されるまではすべての可能性が開かれていると見るのが正しい」とし、「現在まで精密鑑定の結果、陰性の通知が来たことは事実だが、追加的な捜査を一部加えなければならない内容もある。様々な状況の上、麻薬を投薬した事実が明らかなら、完全に陰性だからといっても不起訴で送致するのは正しくないと思う。結論は留保」と伝えた。
(記事提供=OSEN)
◇G-DRAGON プロフィール
1988年8月18日生まれ。本名クォン・ジヨン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビュー。BIGBANGのリーダーで、グループ内ではラッパーを担当している。作詞・作曲、そしてプロデュースのスキルにも定評があり、数多くの楽曲をヒットさせた。2019年10月に除隊。2022年4月に『Still Life』を発表して約4年ぶりにカムバック。2023年6月にYGエンターテインメントとの契約が終了した。
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