K-POPガールズグループAOA出身の歌手チョアが、AOAを脱退した理由を告白した。
韓国で11月28日に初放送されたE Channelの新バラエティ番組『遊んでいたお姉さん』(原題)では、チョア、チェ・リナ、イ・ジヘ、Ivy、ナルシャが会う様子が描かれた。
チョアは20代前半で芸能界入りした当時を振り返り、デビューまでの過程を振り返った。
「高校時代、練習生生活を5カ月して会社が“整理”をすることになった。それで大学に入学し、アルバイトを始めた」というチョアは、「IPTVの営業王になった。1カ月で5~600万ウォン(日本円=約5~60万円)は稼いだ。両親が反対するので、貯めたお金で練習生生活をしていた。ハンコを押すときもそのことを話した」と明かした。
その後、2012年7月にAOAのメンバーとして芸能界デビューを果たしたチョアだが、約5年後の2017年6月に脱退した。
チョアは「自分が遅くデビューしたから、“もっと頑張らなければならない”という考えがあったが、頑張るということには限界も終わりもない。もっと高いヒールを履いて、髪の毛も金髪に染めて、個人的なことは放棄して邁進した。2番目に、1位になっても虚しかった。新しい姿を同じ人にずっと見せることが難しく、そのようなことが否定的に受け止められ、自ら諦めたと思う」と、脱退に至る経緯を語った。
続けて、「当時は“やり方に納得できないなら、その場を去るしかない”というのが当然だったし、自ら自分のことを幸せにするためにはある程度勇気が必要だと思った。今考えてみると、あのように努力して育てた自分の姿を好きになってくださることだけでもありがたいことなのに、今を生きることができなかった」と吐露した。
女性3人組の混声ダンスグループDIVA、男女混成レゲエダンスグループRoo'Raでそれぞれ活動したチェ・リナは、「ガールズグループはもっと大変だと思う。一人ひとり個性の強いメンバーが集まるから。そのなかでも私たちは強かった。子どもたちは心がとても綺麗だ。見た目よりも優しいが、同時に活動しているから(DIVAのメンバー同士で)誤解が生じ、しばらく会わないこともあった」と打ち明けた。
ただ、現在は仲が良いと付け加え、「今会うと涙が出ると思う」と述べた。
チェ・リナの話を聞いたチョアは、「私たちは一度も喧嘩したことがなかった。日常会話をしていても、不満の話はしなかったと思う」と語っていた。
■息が切れても止まることを許されない“K-POPアイドルの闇”
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