G-DRAGON、毛髪精密鑑定でも「陰性」で麻薬の証拠なし…残すは“爪”の鑑定結果のみ

2023年11月20日 話題 #BIGBANG

麻薬投薬の容疑で立件された歌手G-DRAGONが国立科学捜査研究院の毛髪精密鑑定でも「陰性」判定を受けた。

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11月20日、法曹界によると、国立科学捜査研究院は最近、G-DRAGONの毛髪を精密鑑定した。その結果、麻薬陰性反応が出たと仁川(インチョン)警察庁・麻薬犯罪捜査係に通告した。

ただ国立科学捜査研究院は「爪の鑑定結果はまだ出ていない」とし、毛髪鑑定結果だけを知らせたという。

先立って警察は11月6日、麻薬類管理に関する法律上の麻薬疑惑をかけられているG-DRAGONを被疑者の身分で調査する過程で簡易試薬検査をしたが、陰性判定が出ると、毛髪と爪を追加で採取し、国立科学捜査研究院に精密鑑定を依頼した。

一般的に簡易試薬検査は5~10日前に麻薬を投薬した場合には陽性反応が出るが、それ以前に投薬した場合は鑑定しにくい。

G-DRAGON
G-DRAGON

毛髪の場合、髪の毛の長さによって1年前後まで麻薬投薬の有無を確認することができ、爪の場合は5~6カ月前の投薬の有無がわかるとされている。

警察は精密鑑定でも核心となる物証を確保できず、今後G-DRAGONの容疑を立証することが困難になると予想される。

一部からは、G-DRAGONをめぐる捜査にそもそも無理があったのではないかという批判が提起されている。証拠確保ができていない状況で影響力の大きい人物をあまりにも簡単に露出した点について、特に批判の声が大きい。

警察はG-DRAGONの爪の鑑定結果を待ちながら、他の証拠を確保するために捜査を続けるものとみられる。

警察はすでに拘束された高級クラブの関係者A(29、女)の供述をもとに、G-DRAGONが2022年12月にクラブで麻薬を投薬したと見ている。

◇G-DRAGON プロフィール

1988年8月18日生まれ。本名クォン・ジヨン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビュー。BIGBANGのリーダーで、グループ内ではラッパーを担当している。作詞・作曲、そしてプロデュースのスキルにも定評があり、数多くの楽曲をヒットさせた。2019年10月に除隊。2022年4月に『Still Life』を発表して約4年ぶりにカムバック。2023年6月にYGエンターテインメントとの契約が終了した。

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