NCT 127が11月19日、ソウルのKSPO DOMEでワールドツアー「NEO CITY - THE UNITY」の3度目の公演を行った。メンバーのテイルは8月の交通事故後、手術のため不参加した。
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NCT127の単独コンサートは、「THE ORIGIN」以来1年1カ月ぶりだ。17日の初回公演を皮切りに、17~19日、24~26日にファンと触れ合う。
予約販売オープン直後に同時アクセス数486万件を記録しながら6回公演の全席完売を達成。NCT 127の人気を実感させた。
『Punch』と『Superhuman』で幕を開けたこの日の公演は、NCT 127の登場に合わせてペンライトの色が変わりながら雰囲気を盛り上げた。会場を埋め尽くした約1万人のファンは、KSPO DOMEはもちろん、オリンピック公演が揺れるほどの歓声を上げた。
『Parade』『DJ』『Yacht』『Je Ne Sais Quoi』『Fire Truck』『Sit Down!』『Chain+Cherry Bomb』などのパフォーマンスが続いた。
今回の公演は、メンバーのヘチャンにとって初めてのKSPO DOMEだった。彼は2019年の「THE ORIGIN」当時、年末ステージの準備中に脛骨を骨折し、椅子に座ってメンバーたちを見守った。
彼は「『THE ORIGIN』の時、負傷で一緒にパフォーマンスできなかった。その当時は、悔しい気持ちでリハーサルの時はわざとスラスト・ステージにも行かなかった。でも今回出てみると、僕って成長したなと思った」と感想を述べた。
テヨンは「今日は他の日よりも盛り上がってるみたいだ。イヤモニをすると歓声がよく聞こえないのだが、今日は『Fire Truck』の時に歓声がイヤモニを突き抜けて入ってきた」と感嘆した。
ジャニーも「『Cherry Bomb』の時にちょっとイヤモニが外れたが、実際のファン声が聞けてよかった。それよりもっと上手くできるのも知っている」とファンの参加を呼びかけた。
この日、NCT 127は冬にリリースされる新曲も披露。数回のハーモニーを入れる試みの末に「温かく抱きしめて」という歌詞を歌い、ファンを喜ばせた。
ユウタは「今回、テイルさんが来られなくて空席をとても大きく感じた。だからテイルさんを除いた他のメンバーたちがその空席を埋めるために努力した。先立ってここが韓国で一番熱い場所だったら良いと言ったけど、ファンがそれを作り出した。これからの3日も、ファンの熱気と共にやり遂げられる」と、ファンに感謝を伝えた。
NCT 127は来る24~26日にソウル公演を控えている。来年1月からは東京、大阪、名古屋をめぐる日本ドームツアーと、ジャカルタ、ブラカン、バンコク、マカオなどでツアーを続ける。
◇NCTとは?
2016年デビュー。活動グループ、メンバー数の制限がないという新たなコンセプトを持った次世代K-POPグループ。日本、韓国、中国、台湾、アメリカ、カナダ、マカオなどの多国籍な20人で構成されており、日本からはユウタが所属している。これまで2016年に組まれたNCT Uを筆頭に、NCT 127、NCT DREAM、NCT2018、WayVなどの派生ユニットが誕生。NCTは「Neo Culture Technology」(ネオカルチャーテクノロジー)の頭文字を取って名付けられた。2023年5月24日、ショウタロウとソンチャンの脱退、新グループでの活動が発表された。
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