陰性に続いて「鑑定不可」の判定…『パラサイト』俳優の“麻薬投薬”は濡れ衣?警察への批判高まる

2023年11月15日 話題

麻薬容疑をかけられている俳優のイ・ソンギュンが足の毛の調査で“鑑定不可”の判定を受けたことがわかった。

【注目】仕事仲間が明かしたイ・ソンギュンの“素顔”

すでに簡易試薬と精密検査で「陰性」となった状態であり、警察が言及する3回目の召喚調査について“無理な捜査”ではないかという批判が殺到している。

11月15日、『韓国日報』によると、仁川(インチョン)警察庁・麻薬犯罪捜査係は前日、イ・ソンギュンの足の毛について国立科学捜査研究院から「鑑定不可」という結果を出された。

イ・ソンギュンは去る10月、1回目の警察召喚調査で毛髪と足の毛などを警察に提出。その後、2回目の召喚調査で体毛などの提出はなかったことが明らかになった。

警察は採取した体毛の量が十分ではなかった可能性に重きを置き、イ・ソンギュンの足の毛などを再び採取することを含め、3回目の召喚調査などを検討中だと知られた。

イ・ソンギュン
(写真提供=OSEN)イ・ソンギュン

濡れ衣ではないかとの見方が強まる

しかしイ・ソンギュンが麻薬検査でこのような結果が出たのは初めてではない。彼は簡易試薬検査、毛髪精密鑑定などですべて陰性となっている。

また、警察の取り調べの過程でイ・ソンギュンは、麻薬容疑と関連して無知な状態だったと打ち明けた。かつて高級クラブの女室長から「不眠症の薬」と渡され、錠剤の形をした薬を飲んだことはあるが、麻薬だとは知らなかったという。

裁判所が再びイ・ソンギュンの身体押収捜索を許可するかも不透明になった状況だ。警察の無理な捜査が再び議論になっている。ただ警察は捜査着手に物証がなかったということは認めながらも、「明確な陳述を土台に捜査に着手した。適法な手続きで捜査を継続する」と明らかにした。

先立って仁川警察庁は9月、ソウル江南(カンナム)の高級クラブの従業員が麻薬を投薬しているという情報を入手し、内偵を進めた。その過程でイ・ソンギュンと歌手G-DRAGONなどの有名人にも容疑があるとされ、話題を集めた。

彼らの他にも、イ・ソンギュンとG-DRAGONの疑惑を情報提供したという高級クラブの女室長をはじめ、麻薬類薬物を供給したという現職医師、財閥3世などの8人が捜査線上に上がった状態だ。

(記事提供=OSEN)

◇イ・ソンギュン プロフィール

1975年3月2日生まれ。2001年、MBCのシチュエーションコメディ『恋人たち』(原題)でデビュー。2007年のドラマ『白い巨塔』韓国版で正義感の強い“チェ・ドンヨン(日本の里見脩二)役”を演じてブレイクし、『コーヒープリンス1号店』『パスタ~恋が出来るまで~』『ゴールデンタイム』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』と数多くの人気ドラマに出演した。映画『僕の妻のすべて』『最後まで行く』『パラサイト 半地下の家族』などでも高い演技力を発揮。プライベートでは2009年5月に女優チョン・ヘジンと結婚しており、同年11月に長男が、2011年8月に次男が産まれている。

【写真】イ・ソンギュンの女優妻は「失神レベルのショック」

疑惑のイ・ソンギュン、脅迫相手に払った大金の出処は?女優の妻は知らなかったとも

「座れば100万円」イ・ソンギュンが通った“超高級クラブ”

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集