女優パク・ウンビンが主演を務め、Netflixでも配信中のtvNドラマ『無人島のディーバ』が、撮影時の迷惑行為を謝罪した。
『無人島のディーバ』制作陣は11月13日、「市民の方々に不便をおかけして申し訳なく、深い謝罪の言葉を申し上げたい。事前の住民及び関係機関に撮影の事実を説明し、撮影を行ったが、進行及び収拾の過程で不十分な点があった。最大限早く現状復旧する」と明らかにした。
『無人島のディーバ』は最近、制作陣が済州島(チェジュド)のファンウチ海岸周辺で許可なく撮影を行った後、石を大量に放置したことが知られ物議を醸した。
放置された石は、作中では第1話で無人島で15年間一人暮らしをしていた主人公ソ・モクハ(演者パク・ウンビン)が、海岸で「SOS」の文字を描くために使用された。
使用された石は今夏の撮影後、追加で撮影を行う可能性があるため、村の関係者と協議した後、一カ所にまとめて集められていたという。
『無人島のディーバ』は、無人島で15年間生活した超ポジティブな鋼メンタルを持つソ・モクハと、超敏感なガラスのメンタルを持つ歌手ユン・ランジュ(演者キム・ヒョジン)が再起を図る挑戦記を描いた作品だ。
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で人気を博したパク・ウンビンをはじめ、キム・ヒョジン、チェ・ジョンヒョプ、チャ・ハギョン、キム・ジュホンらが出演し、初回放送以降から日本でも注目を集めている。
一方、韓国ドラマをめぐっては最近、ごみの不法投棄や道塞ぎなど、撮影時の迷惑行為が相次いで物議を醸している。
先月には、Netflixオリジナルシリーズ『Mr.プランクトン』(原題)の制作陣が飲食容器やミネラルウォーターのボトル、タバコの吸い殻、絵コンテ、撮影関連資料などのごみを不法投棄し、そのまま放置して議論を呼んだ。その後、制作陣は謝罪文を発表していた。
ほかにも、『愛していると言ってくれ』や『本当にお疲れ様でした』(原題)など複数の韓国ドラマでも、撮影時の迷惑行為が問題となっている。
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