故ソルリさんの生前最後の姿が見られる新作映画『ジンリへ』(原題)が、Netflixで11月13日から配信される。
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長編ドキュメンタリー『ジンリへ』は、女優でありアーティストとしてのソルリさんと、25歳のチェ・ジンリ(ソルリさんの本名)がその時に感じた悩みや考えをインタビュー形式で伝えるドキュメンタリー映画。ソルリさんの本名であるジンリと、遺作アルバム『Goblin』の収録曲『Dorothy』をモチーフにしている。
古典童話『オズの魔法使い』で未知の旅に出るドロシーと愛犬トトの勇気ある旅程に喩え、アニメーションを通じてソルリさんの人生が童話的に表現される。
また、映画にはこれまで世間に公開されなかった絵日記をはじめ、ミュージックビデオ、インスタグラムの投稿などが多彩に配置される。
ソルリさんが持つアーティストとして想像力と夢、人生を振り返る姿と、弱者に対する温かい視線が見どころだ。
映画の中でインタビュアーを務めた彼女は、じっくりと熟考し、慎重に言葉を選ぶ姿を見せり。2019年に監督がソルリさんと行ったインタビューでは、慎重で思いやりのある態度の、大衆に知らされなかった人間的な面がうかがえる。
同作は先立って「第28回釜山国際映画祭」のドキュメンタリーショーケース部門に出品され、ワールドプレミア上映されて話題を集めた。
◇ソルリさん プロフィール
1994年3月29日生まれ。本名チェ・ジンリ。2005年に韓国SBSの時代劇『薯童謡』で子役として芸能界にデビュー。2009年にはガールズグループ「f(x)」のメンバーとして、歌手デビューした。2015年にグループを脱退し、その後は女優やタレントとして活動。2019年10月14日、突然この世を去った。享年25歳。
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