FIFTY FIFTY所属事務所が新ガールズグループのオーディション番組制作へ、“奇跡”の再現なるか

2023年10月25日 K-POP #FIFTY FIFTY

ガールズグループFIFTY FIFTYを手がけた芸能事務所ATTRAKTが、新グループのオーディションを進行する。

【写真】“強制引退”秒読み…FIFTY FIFTYの末路

10月25日、関係者によると、ATTRAKTのチョン・ホンジュン代表は26日にテレビ局JTBCとガールズグループオーディション番組制作のための了解覚書を締結するという。

先立って9月、ATTRAKTは来年のデビューを目標に新ガールズグループプロジェクトを稼動すると発表していた。新グループのメンバーはオーディション番組で抜擢される予定で、全過程が大衆に公開される。

ATTRAKT
(画像提供=ATTRAKT)

新プロジェクトについてチョン代表は「会社を信じて支援してくださった投資家と、現場で熱心に走っているスタッフ、そして会社の未来のためにも、継続して新しいコンテンツを作っていかなければならないという宿命を持っている」とし、「ニューガールズグループを含め、多様なプロジェクトで一歩一歩前進していく」と述べている。

具体的なオーディションスケジュールなどは順次公開される予定だ。

チョン代表は、『Cupid』で数多の記録を樹立したFIFTY FIFTYを手がけた人物だ。『Cupid』は米ビルボード「ホット100」や、英オフィシャルチャートなどにチャートインし、「中小事務所の奇跡」とも呼ばれた。

ただ、FIFTY FIFTYは現在、専属契約紛争で活動が中断状態となっている。

なお、チョン代表は今回のオーディションを通じて、全く新しいグループを誕生させるという覚悟だ。特に、大衆との関係性を意識し、デビュー前からファンダムを構築するという。

大衆が選んだ志願者が、すぐにデビューすることになるだけに、新人として異例の波及力も期待できる。ATTRAKTがFIFTY FIFTYの“奇跡”を再現できるかに注目が集まる。

(記事提供=OSEN)

◇FIFTY FIFTYとは?

キナ(2002年生まれ)、セナ(2004年生まれ)、シオ(2004年生まれ)、アラン(2004年生まれ)の4人で構成されたガールズグループ。全員が韓国出身。確率的に五分五分という意味を持つグループ名には、理想と現実、そしてそのなかに共存する存在になるという思いが込められた。2022年11月にアルバム『THE FIFTY』でデビュー。2023年2月に1stシングルアルバム『The Beginning: Cupid』をリリースし、そのタイトル曲『Cupid』が大ヒット。米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」に20週以上も連続チャートイン(最高順位17位)し、BLACKPINKが持っていた歴代K-POPガールズグループの連続チャートイン記録(8週連続)を大幅に更新した。“中小芸能事務所の奇跡”と呼ばれた。

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