韓国大手芸能事務所YGエンターテインメントの売り上げが減少すると予測された。
韓国メリッツ証券は10月20日、YGに対する評価を明かした。稼ぎ頭であるBLACKPINKの今後が不透明なことから、目標株価を既存の9万6000ウォン(10594.54 円)から8万5000ウォン(9381.16 円)に下げた。一方で、11月にデビューを控えている新グループBABYMONSTERの成果が期待されるとも分析している。
メリッツ証券のチョン・ジス研究員は、YGの第3四半期について「売上高は前年同期比13.9%増加の1306億ウォン(約144億円)、営業利益は32.9%増加の207億ウォン(約23億円)」とし、「7月にリリースされたTREASUREの2ndフルアルバムが好調で、第3四半期のCD販売量は224万枚、売上額は215億ウォン(約24億円)と展望する。BLACKPINKのワールドツアー10公演により、コンサートの売上は前年よりも大幅に増加した125億ウォン(約14億円)を記録する見通し」と話した。
続いて「この1年間続いてきたBLACKPINKのワールドツアーで第3四半期まで好調を記録したが、第4四半期は11月の新ガールグループBABYMONSTERのデビュー、12月のTREASURE国内3公演を除き、明確な活動が無い」として、「第4四半期の売上額は前年同期比20.5%減少した994億ウォン(約110億円)、営業利益は30.6%減少した109億ウォン(約12億円)で多少の不振が予想される」と述べた。
そして「BLACKPINKの再契約が不透明なだけに、短期株価には否定的にならざるを得ない」とする一方で、「11月にデビューを控えたBABYMONSTERの初期成果が投資に対する不確実性を緩衝させるかもしれない」とも分析する。
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