世界中で大きな関心を集めていたK-POPガールズグループBLACKPINKの「再契約問題」に進展が見られた。
9月21日、複数の歌謡界関係者によると、BLACKPINKメンバーのロゼがYGエンターテインメントとの再契約に合意する印鑑を押したという。
残る3人のメンバー、ジェニー、ジス、リサは、YGエンタではない別の会社に所属を移すものの、1年の内6カ月はBLACKPINKで活動する「別々に、また一緒に」戦略で協議が大詰めであることも伝えられた。
これは以前、SMエンターテインメントとの契約が満了したSUPER JUNIORのウニョク、ドンヘ、キュヒョンなどの契約方式と類似している。
メンバーのなかでも、女優転向が確実視されるジスと、海外で高い人気を博しているタイ出身のリサが、数百億ウォン台の契約金を受け取って移籍することがわかった。
歌謡界関係者たちによると、すでにワールドスターの仲間入りを果たし、女優として可能性が無限大のジスのポテンシャルと、母国タイをはじめ東南アジア市場で絶対的な人気を誇るリサの影響力を高く買った海外投資家たちが巨額を投資したという。
2人はそれぞれ別の会社と契約を結ぶとされており、いずれも韓国国内の会社だという。
これに先立ち、BIGHIT MUSICがBTS(防弾少年団)と再契約に成功し、2025年の完全体活動を予告したのに続き、BLACKPINKもこのような契約が成立したことで、BTSやBLACKPINKなどK-POP界の代表的アイドルグループの活動は今後も続く見通しだ。
ジェニーは去る17日、ソウルの高尺(コチョク)スカイドームで行われたワールドツアー「BLACKPINK WORLD TOUR BORN PINK FINALE IN SEOUL」で、「これからも素敵なBLACKPINKになれるよう努力する」と、BLACKPINKとしての活動継続を示唆するようなコメントを伝えた経緯がある。
2016年にデビューしたBLACKPINKは、K-POPガールズグループ「初」「最高」「最多」などあらゆる記録を塗り替えたトップオブトップのグループに挙げられる。
全世界のアーティスト内でYouTubeチャンネル登録者数と再生回数1位、全世界のガールズグループ内でSpotifyのフォロワー数1位、K-POPガールズグループ初の米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」1位、アジアアーティスト初の世界最大の音楽フェスティバル「コーチェラ」ヘッドライナーなど、多くの記録を保有している。
また、最近まで行われたワールドツアー「BORN PINK」では、K-POPグループの単独ワールドツアーにおいて、205万人を動員したBTSの「LOVE YOURSELF」の次に多い観客動員数180万人を記録した。
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