“時代劇女神”キム・ソヒョンが『ノクドゥ伝』を振り返る「今回も恋愛を疑似体験…幸せだった」【インタビュー前編】

女優キム・ソヒョンが、KBS2のドラマ『朝鮮ロコ ノクドゥ伝』(以下、『ノクドゥ伝』)で“時代劇女神”としての存在感を発揮した。

同名のウェブトゥーン(ウェブ漫画)を原作にした本作で、キム・ソヒョンは辛い過去を抱えた女性トン・ドンジュ役を熱演。

主人公チョン・ノクドゥ(演者チャン・ドンユン)との変わりゆく恋愛模様を繊細に演じながらドラマを引っ張った。

Netflix韓国ドラマ『恋するアプリ』シーズン2が制作決定へ。キム・ソヒョンら主演キャストが喜びの声

放送終了後、「ドンジュとして生きられて幸せだった」と感想を語ったキム・ソヒョンは、「普通だけど気になって、愛情がわくキャラクターにしたかった。わざと悲しく・明るく振る舞わずに普通に見えるようにした。後半にドンジュの過去が明かされて、こんなに大きな辛さをよく耐えてきたんだなと知ることでもっと心が引かれるキャラクターにしたかった」と、役作りを振り返った。

『ノクドゥ伝』は、序盤の明るい雰囲気もつかの間、中盤からは重く暗い話が続いている。

「幸せな時間も少なかったのに、後半には涙の海になると監督から言われて心が痛かった。全てのドラマにストーリー展開があるけど、今回は特にその過程が身に染みた。実際にも切なかったし、しっかりと感情移入できた」

相手役の俳優チャン・ドンユンについては「お姉さんみたいだった。撮影中にもどうすればキレイに映るかずっと聞かれた」と笑う。

劇中で女装をするチャン・ドンユンの美貌は話題を呼んだ。キム・ソヒョンは「(チャン・ドンユンが)可愛すぎて私はビジュアルをあきらめた。嫉妬というより、ただ可愛かった。そもそもドンジュは可愛いキャラクターではなく、おおらかで強い子なのでビジュアルは気にせずに撮影に臨んだ」と話した。

(写真提供=E&T STORY)

デビュー12年目のキム・ソヒョンは、これまで数多くの作品に出演してきたが、特にラブストーリーに頭角を現した。

しかし、実際には恋愛経験がなく、作品で疑似体験することで満足すると明かしたことがある。

『ノクドゥ伝』ではどうだったかと聞くと、「演技をする時は純粋な気持ちだった。ふたりが恋愛に長けたり熟練な感じだったら難しかったと思うけど、ふざけたり不器用ながらもときめいたので、カップルを演じながら幸せだった」と振り返った。

チャン・ドンユンとは、クランクインに入る前から親交を深めたという。

「ドンユンさんがすごく明るく積極的な性格だからすぐに仲良くなった。会う回数を重ねるにつれ、悩みを打ち明けるくらいにもなった。私たちがあまりにも気楽そうだという反応があって、それについてふたりで会議をするほどだった。何もかも話し合える仲だったので、自然なカップル演技が可能だったと思う」(つづく)

(写真提供=E&T STORY)

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集