ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト 半地下の家族』が、全米映画批評家協会から外国語映画賞を受賞した。受賞結果は12月3日、公式サイトを通じて発表された。
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110年の歴史を誇る全米映画批評家協会の受賞は、来年2月開催のアカデミー賞まで続く各種映画賞の幕開けとも言える。
今年の最優秀作品賞はNetflixオリジナル映画『アイリッシュマン』(マーティン・スコセッシ監督)、監督賞は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 』を演出したクエンティン・タランティーノ監督が受賞した。
また、『アンカット・ジェムズ』のアダム・サンドラーが男優主演賞、『ジュディ 虹の彼方に』のレネー・ゼルウィガーが女優主演賞に輝いた。
一方、今年の「第72回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門でパルムドールを受賞した『パラサイト 半地下の家族』は、各映画祭の受賞候補に名前を挙げている。
アトランタ批評家協会(AFCC)からは監督賞と脚本賞、外国語映画賞を受賞し、同協会が選ぶ「今年の10大映画」にも選定。来年2月9日に開催される「第92回アカデミー賞」には韓国映画の代表作として出品されている。
日本公開は2020年1月10日からとなっている。
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