「僕の好みを100%反映」したソロアルバム、穏やかなBTS・Vのファンタジー

2023年09月09日 話題 #BTS

Vの好みが100%込められたアルバムが公開された。

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BTS(防弾少年団)・Vの初ソロアルバム『Layover』のタイトル曲『Slow Dancing』のミュージックビデオが全世界同時公開された。Vは同日、BIGHIT MUSICを通じて公開した映像で「私は本来欲がない方だが、今回は欲を出した。『Layover』には私の好みが100%反映されている。“Vにこんな姿もあるんだ”という新しい発見をすることができるだろう」と話した。

『Slow Dancing』のミュージックビデオは、雄大なスケールと美しい風景、興味深いストーリー、奥ゆかしい雰囲気が調和し、目が離せない作品だ。

スペイン・マジョルカのビーチで撮影された『Slow Dancing』のミュージックビデオは、場面が変わる度に異国の風景が広がっている。現実と理想を行き来しながら展開されるVの自伝的ながらも夢幻的なストーリーが興味をそそられる。フルートのかすかな旋律とVのファンタジーさが調和し、心を刺激する。

(写真=BIGHIT MUSIC)V

海中で遊泳するVの姿から、彼が友達と海辺で優雅な一時を過ごす場面が続く。Vは風と日差しに当たりながら踊り、夜空を眺めながら恍惚とした時間を過ごす。明るい笑みを浮かべ、幸せを感じるVの姿と、雄大で美しい自然の風景が視線を釘付けにする。

『Slow Dancing』は、1970年代のソウルサウンドを基調としたポップR&B曲で、ジャズ要素も取り入れられた独特な雰囲気が印象的だ。ロマンチックながらも自信に溢れているVの歌声を中心に、終盤のフルート演奏に至るまで自由で穏やかな空間が続く。

『Layover』には『Slow Dancing』を含め『Rainy Days』『Blue』『Love Me Again』『For Us』、そしてボーナストラックの『Slow Dancing(Piano Ver.)』など計6曲が収録されている。VはADORのミン・ヒジン総括プロデューサーと協業し、今までとは違うVの“新しさ”に焦点を合わせて『Layover』を完成させた。

ミン・ヒジンとの協業に対してVは「ミンプロデューサーと一緒に協業した時は、無理に合わせるというより、お互いが好きなものを作る感覚で積極的な意見を出した。私の頭の中にアイデアが浮かぶ度にお話をし、それを積極的に反映してくださった」と満足そうな表情を浮かべた。

(写真=BIGHIT MUSIC)V

オルタナティブポップR&Bジャンルの『Rainy Days』は、ヴィンテージで異色的なパーカッションサウンドと、現代的なドラムサウンドが調和を成して独特な雰囲気を醸し出す楽曲だ。日常にあるさまざまな音がVの歌声と合わさり、雨の日に古いジャズアルバムを聞くように、ノスタルジーを刺激する。『Blue』はオールドスクールR&Bジャンルに、現代的サウンドを加えた曲で、ディープベースとドラムサウンドを貫くVのボーカルが際立つ。

『Love Me Again』は、ラフに聞けるR&B曲でゴスペルとジャズが温かさを与えており、Vのリズミカルで魅力的な低音が、曲に夢幻的な雰囲気と余韻を吹き込んだ。『For Us』はシンセパッドサウンドと柔らかいコーラスボーカル、ヴィンテージピアノサウンドが一つに調和した曲だ。いくら願っても届かない切ない気持ちを隠喩的に表現した歌詞に、Vの魅力的な裏声が加わり、感性を刺激する。

Vは『Layover』の発売をきっかけに、各種音楽番組、イベント、YouTubeコンテンツなど、多方面で活動をする計画だ。

◇V プロフィール

1995年12月30日生まれ。本名キム・テヒョン。2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、グループ内ではサブボーカルを務める。“美少年”と呼ぶに相応しいビジュアルとのギャップを感じさせる低音ボイスが特徴で、ボーカルラインの中でも主に中低音パートを担当している。優れたビジュアルが世界的に評価されており、映画情報サイト『TC Candler』が発表する「世界で最もハンサムな顔100人」の上位にたびたびランクインしている。

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