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映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(以下、ファンタビ2)でナギニ役を演じ、新たな演技を披露する女優スヒョン。
2015年には『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』への出演を果たし、その他にも映画『ダークタワー』やドラマ『マルコ・ポーロ』などに出演。
海外で目覚ましい活躍を見せている彼女が、ハリウッドで感じた率直な思いを語ってくれた。
――海外での活動は困難も少なくないと思うが。
「外国でのひとり暮らしは、怖かったし寂しかった。マネージャーがいないシステムなので、誤解を生まないようにコミュニケーションをとらなければならなかったし、調整も自分でしなければならなかった。今はむしろそれが自由に感じられる。海外のクルーたちとも気の置けない友だちになった。韓国で感じていた枠組みのようなものがなくなったようで、不思議な解放感もある」
――韓国での枠組みとは、どんなものだろうか。
「どうしても韓国では役者同士が簡単に会えない。特に女優は制限が多いほうだ。しかし、海外では学生時代のように自由な人付き合いができた。みんなそれぞれ違う役割をはたしているだけで、仲間のような感じでとても親しくなれた」
――言語や表現において、困難はなかったか。
「表現の方法には困難があった。韓国では女優が注意すべきことと制約が多かった。迷惑だったり、不愉快と思われそうな表現は控えたほうがいいと習ってきたのに(海外では)少し違った。冗談はもちろん、本音も遠慮なく吐き出していた」
――演技において、特に韓国と違いを感じた点は。