BTS(防弾少年団)のSUGAが本音を打ち明けた。
7月3日、BTSのYouTubeチャンネル『BANGTANGTV』では、SUGAがMCを務める独自コンテンツ「シュチタ」の最新回が公開された。
今回ゲストとして出演したコメディアンのチョ・セホは、SUGAと親しくなったきっかけについて「ユンギに初めて会ったのは、ROCOBERRY・ヨンミンさんのおかげだった」と説明した。
ここで言及されたアン・ヨンミンとは、ドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』『太陽の末裔』などのサントラを製作したことで知られる人物だ。ほかにもチョ・セホの音楽ユニット「チョナム・ゾーン」の楽曲も手掛けている。
続いてSUGAは、チョナム・ゾーンに営業のオファーは来るのかと質問。これに対してチョ・セホは「来たが、僕たちが断った。まだお金をもらってやるのは微妙だから」と打ち明けた。
SUGAのグループ活動に対する考え「皆が1位になれない」
この回答にSUGAは、自身のグループ活動に対する考えを明かしている。「グループをやっている僕のマインドはそうだ。僕はグループで絶対にセンターに長くいたいとは思わない」と告白した。
続けて「JUNG KOOK、V、JIN、JIMIN、RM、J-HOPEが僕よりもはるかに上手だし、ステージでももっと上手にできる人だと思っている。(なので)僕はメンバーたちに合わせた方が楽だ。常に後ろから見守っている方が気楽だ」と話した。
そして「人は皆が1位になれるわけではない。僕が仕事をどれほど愛しているかを、みんなが分かってくれれば良い。メンバーたちがもっと上手だからもっと機会を与えること」とし、「ポジションというものはそうだ。皆が(国民的タレントの)ユ・ジェソクにはなれない。皆がJUNG KOOKのように“生まれつきの天才”ではない」と伝えた。
また「17歳の時から仕事を始めた。21歳でデビューし、23歳頃にBTSということを人々が認知し始めた。私が一番辛かった瞬間は23歳の時だ。人々は僕のことを少し知っており、それに比例してお金を稼がなければならなかったのに、ずっとマイナスだった」と打ち明け、苦しかった時代を吐露した。ほかにもコロナ禍で活動が思うようにできず、初めて親の前で涙を見せたと打ち明けた。
◇SUGA プロフィール
1993年3月9日生まれ。本名ミン・ユンギ。2010年に所属事務所Big Hitエンターテインメント(現HYBE)が開催した「HIT IT AUDITION」で2位合格し、練習生に。2013年にBTSのメンバーとしてデビューした。グループ内ではリードラッパーを担当しており、BTSの一員として活躍する傍らで、高い作詞・作曲・編曲の実力をもって音楽プロデューサーとしても人気を集めている。
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