前所属事務所の女代表からのセクハラを乗り越えたK-POPボーイズグループ、新しい所属先と契約

2023年07月03日 K-POP

前所属事務所とトラブルがあったK-POPボーイズグループOMEGA Xが、新しい所属先を見つけた。

【写真】「常習的なセクハラ、精神科にも…」OMEGA Xが涙の訴え

7月3日、総合IP制作グループIPQがOMEGA Xと専属契約を締結したと発表した。

IPQ側は「OMEGA Xと同行することになってうれしい。当社は不法著作権モニタリング、オンライン配給、映像制作で形成されたインフラを通じて、OMEGA Xのアイドルグループ活動はもちろん、個人メンバー別の俳優、ミュージカル、放送活動、ソロ、ユニット活動、OSTなど、多様な領域に活動を広げる」と伝えた。

OMEGA Xは今回の契約について、「11人のメンバー全員が深く慎重な対話を通じてIPQと新しいスタートを共にすることに決めた。長い間、話を交わす過程でIPQの温かい心が感じられ、大きな信頼ができた。多様な力量を引き出すことができるような支援に力づけられ、引き続き成長していくOMEGA Xになる。多くの応援と期待をお願いする」と抱負を語った。

OMEGA XとIPQは、メンバーのキム・ジェハンとシン・イェチャンが出演したウェブドラマ『少年を慰めて!』(原題)を通じて関係を作った。

『少年を慰めて!』は今年3月に公開され、当時、WATCHAの1位をはじめ、TVINGのランキング上位圏に上がるなど人気を集めた。そんな人気に支えられ、出演メンバーたちは7月2日、ファンミーティングを開いたりもした。

女性代表からセクハラを受けた過去

先立って昨年10月、録音ファイルを通じて、OMEGA Xが前所属事務所SPIREエンターテインメントの女性代表から暴言や暴行の被害を受けた事実が明らかになった。

その録音記録には所属事務所の代表と推定され女性が、男性に向かって激しく叫ぶ声が含まれていた。暴言はもちろん、暴行まであったと見られ、男性1人のすすり泣く声が多くの人々に衝撃を与えた。

OMEGA Xは同年11月に記者会見を開き、自分たちの言葉で女性代表から受けたセクハラやパワハラについて明かしたりもした。今年1月には、事務所を相手にした専属契約効力停止仮処分訴訟で勝訴していた。

最終的に5月8日、「前所属事務所SPIREエンターテインメントと慎重かつ長い議論の末、専属契約を解約することで相互円満に合意した」と伝えた。

なおOMEGA Xは、2021年6月30日に1stミニアルバム『VAMOS』を発売してデビュー。2022年10月には初のワールドツアー「CONECT : Don't give up」を成功させている。

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