映画『犯罪都市3』(原題)が観客動員数1000万人を突破した。
『犯罪都市 THE ROUND UP』に続いて2作連続の大台突破となったなか、主演のマ・ドンソク個人としては『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)、『神と共に 第一章:罪と罰』(2017)、『神と共に 第二章:因と縁』(2018)、『犯罪都市 THE ROUND UP』(2022)、そして今回の『犯罪都市3』の計5作が1000万人動員映画となり、韓国映画界初の“5000万俳優”のタイトルを獲得することとなった。
今回の記録直前までは、ソン・ガンホ(『パラサイト 半地下の家族』など)、リュ・スンリョン(『エクストリーム・ジョブ』など)が4作で1位タイだった。
最新作の1000万人突破を受け、マ・ドンソクは7月3日、配給会社ABOエンターテインメントを通じて感謝の言葉を伝えている。「1000万観客の皆さんがいなければ、『犯罪都市』シリーズは存在できなかっただろう」とし、「各国を代表する映画シリーズの中で、韓国を代表する映画シリーズが『犯罪都市』と自負できるよう、俳優と製作陣が最善を尽くして作った」と明らかにした。
続けて「来年披露する『犯罪都市4』も、やはり観客の皆さんがより一層面白く見られるよう万全の準備をするようにする」とし、続編への期待を高めている。
今作で悪役チュ・ソンチョル役を演じたイ・ジュニョクも「映画を愛する一人として、私たちの映画がともに思い出を作ったようで本当に意味深い」とし、「今、とても戸惑っているが、心より感謝申し上げる」と伝えた。
そして日本のヤクザ、リキ役として初の韓国映画に出演した青木崇高は「韓国で愛されるフランチャイズ映画に出演したという事実だけでも幸せだったのに、1000万観客突破とは!」と感激。続けて「韓国で受けた熱い応援と情熱、そして韓国の観客の皆さんの愛を永遠に忘れない」と述べた。
前作に続いてメガホンを取ったイ・サンヨン監督は「1000万という数字が、どれほど大きな意味を持つのか、どれだけ偉大な数字なのかよく知っている」とし、「両作品とも1000万を越えることができたのは、兎にも角にも観客の皆さんのおかげだ。うぬぼれることなく、謙遜して、より良い作品で報いる監督になる」と感謝の気持ちを伝えた。
『犯罪都市4』では、2作連続でシリーズを手がけたイ・サンヨン監督に続いて、『新しき世界』(2013)、『超能力者』(2010)などを制作したホ・ミョンヘン監督へとバトンが渡される。
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