口約束を盾に「約1000万円」を請求した超有名韓国女優、1審で敗訴。『花男』ヒロインの面影は…

2023年06月19日 話題 #ク・ヘソン

韓国ドラマ『花より男子~Boys Over Flowers』(以下、韓国版『花男』)でヒロインを演じたク・ヘソンが、元所属事務所との“出演料未払い”訴訟に敗訴した。

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韓国法曹界は18日、「ソウル中央地裁民事合議63部は、ク・ヘソンンが元所属事務所HBエンターテインメントに対して未払い出演料約1億700万ウォン(約1070万円)の賠償を求めたが、1審で敗訴した」と明らかにした。

双方の“紛争”は、ク・ヘソンが2019年に元夫の俳優アン・ジェヒョンと離婚手続きを行う過程で始まった。

HBエンターテインメントは2018年、ク・ヘソンに対して自社運営のYoutubeチャンネルに出演することを決定し、出演動画から発生する純利益の50%を支払うと口約束を交わしたという。

ク・ヘソンの出演する動画は実際に翌年1月から5月まで制作され、同社のYoutubeチャンネル上で公開された。

その後、同じくHBエンターテインメントに所属していたアン・ジェヒョンとの離婚手続きを行う過程で、ク・ヘソンは事務所の“不当な対応”を主張。専属契約の解消を要求した。これが2019年8月のことだ。翌月の2019年9月には、大韓商事仲裁院を通じてHBエンターテインメントを相手に専属契約の解消に関する仲裁申請を行っている。

ク・ヘソン

大韓商事仲裁院は当時、ク・ヘソンとHBエンターテインメント間の専属契約解約判定とともに、それに伴う損害賠償の名目でYoutubeチャンネルコンテンツ構築の際に生じた各種費用3500万ウォン(約350万円)をHBエンターテインメントに支給するようク・ヘソンに命じた。

しかし、ク・ヘソンは「この仲裁院による判定に先立って、口頭で交わした契約が遡及して支払い義務は消滅したと」主張。当該の“契約”により、HBエンターテインメントがYoutubeチャンネル上で得た利益である約1億700万ウォンを賠償するよう伝え、今回の訴訟を起こした。

裁判所側は今回の訴訟に対して「ク氏の役割は単純な出演者の枠を越えており、この件に関する映像制作過程で企画・演出の業務に関与したと見る余地はある」としながらも、「Youtubeチャンネルの運営主体などを考慮すれば、HBエンターテインメントが必要な企画と責任を全体的に担当したと認めるのが妥当だ。ク氏が関連映像の利用に関する複製権、配布権、放送権、伝送権といった実演者としての著作に関する権利を保有しているとは見られない」と判断し、棄却決定を下した。

過去には元夫の私生活に関する暴露を続け、結果“ドロ沼離婚”で世間を騒がせたク・ヘソン。韓国版『花男』の出演によって日本でも愛され系女優として知られただけに、今回の訴訟についても世間は少なからず関心を寄せている。

◇ク・ヘソン プロフィール

1984年11月9日生まれ。2002年のCM出演を機に芸能界デビュー。その後本格的に女優としての活動をはじめ、数々の作品を通じて愛くるしい魅力を披露した。特に、2009年に放送された『花より男子~Boys Over Flowers』(KBS)は日本でも大きな反響を呼んだ。その一方で、映画監督や画家、シンガーソングライターとしても活動。才能の尽きない女優として多方面に活躍している。俳優アン・ジェヒョンと2016年5月に結婚したが、2020年7月に離婚が成立した。

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