BTS(防弾少年団)のリーダーRMが、大役を任された感想を伝えた。
6月1日午後、RMは国立ソウル顕忠院で行われた韓国国防部・遺骨発掘鑑識団の広報大使委嘱式に参加。
「本当に立派な方々をお迎えして、遺骨発掘鑑識団の広報大使として活動することになり、心より光栄だ」と感想を述べた。
続いて「今年でBTSはデビュー10周年を迎えた。この10年間、私たちは色々な歌とキャンペーンを通じて多様なメッセージを伝達してきたが、実は、韓国のファンの方々をはじめとする国民の皆さんから受けた愛を返す方式について、たくさん悩んだ」とし、「その始まりは、韓国と韓国の文化を愛し、また代表する私ができることに対する関心だ。美術館や博物館などを回りながら、韓国の古美術や近現代美術をPRするのも、その一環だった」と話した。
そして「6.25戦争などで廃墟となった国土が、このように美しく繁栄するまで、それぞれの場で努力された数多くの方々がいらっしゃるので、2023年の私とBTSがこの場にいられると心から思う。無限の感謝と尊敬を申し上げる」とし、「大変ありがたくも、私は今回の遺骨発掘鑑識団広報大使を提案され、紛争と葛藤を越え、皆に和合と治癒のメッセージを伝える鑑識団の活動が、今後BTSが目指そうとすることと同じだと考え、参加することになった」と明かし、広報大使として参加することになった理由を説明した。
それとともに「遺骨発掘鑑識団は、韓国戦争の戦死者の遺体を発掘し、家族のもとに送る、大切かつ重要な報恩事業を施行する機関だと知っている。戦死者の遺骨発掘は、祖国を守るために命を捧げたすべての方々を尊敬し、その方々に最高の礼遇を尽くすことであるため、自負心と重大な責任を感じている」と述べている。
最後に「国家のために犠牲になった方々を、国家が最後まで責任を負うという機関の趣旨に全面的に共感し、国家的にとても重要な事業であるだけに、大きな使命感を持って遺骨発掘鑑識団が遂行する意味ある活動を、国内外に広く知らせることに心より努力します」と覚悟を伝えた。
なお、国防部の遺骨発掘鑑識団とは、1950年に勃発した朝鮮戦争の戦死者の遺骨を発掘し、家族の元に送る報勲事業を行う組織のこと。2000年に陸軍本部隷下に創設され、2007年に国防部直轄部隊として独立した。
先立って遺骨発掘鑑識団は2016年、第1号の広報大使に誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授を委嘱し、2021年には“韓国最高齢MC”のソン・ヘさん(享年95歳)が広報大使を務めた経緯がある。
RMは今後、様々な方法で遺骨発掘事業を国民に知らせる広報活動に参加する予定だ。
(記事提供=OSEN)
◇RM プロフィール
1994年9月12日生まれ。本名キム・ナムジュン。グループ内ではリーダーとメインラッパーを担当しており、英語が堪能な頭脳派でもある。BTSメンバーの中で最初にBig Hitエンターテインメントに加入したのがRMで、事務所代表のパン・シヒョクはBTSのデビューの経緯について「RMのような子はデビューさせなければいけないと思った。BTSを作ったきっかけは彼だ」とコメントしている。最年少メンバーのJUNG KOOKも「事務所見学の際にRMのラップに惹かれて事務所に入った」と明かしており、実力とカリスマ性を兼ねそなえた人物といえる。
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