遺作がネトフリ映画1位になった元祖・韓流スター、突然の死去から1年

2023年05月07日 話題

かつて韓国映画界を風靡した女優カン・スヨンさんがこの世を去って今日で1年になる。

【写真】元祖・韓流スターの故カン・スヨンさんとは

カン・スヨンさんは2022年5月5日17時48分頃、ソウル市内の自宅で痛みを訴え、家族の申告で出動した救急隊に心停止状態で発見された。心肺蘇生術を受けて近くの病院に移送されたが、救急室で意識がない状態が続く中、5月7日に息を引き取った。享年55歳だった。

カン・スヨンさんは映画『シバジ』『ハラギャティ』などで韓国映画を世界に知らせた“元祖・韓流スター”だ。第44回ヴェネツィア国際映画祭・主演女優賞(1987年)、第9回ナント三大陸映画祭・主演女優賞(1988年)、第16回モスクワ国際映画祭・主演女優賞(1989年)などを受賞し、2001年の時代劇『女人天下』で悪女チョン・ナンジョンを演じて強烈な印象を残した。

『女人天下』は最高視聴率35%を記録するなど大きな人気を博し、カン・スヨンさんはこの作品でSBS演技大賞を受賞した。

また、2015年から2017年までは釜山国際映画祭共同執行委員長として活動し、韓国映画界発展のために先頭に立った。

生前のカン・スヨンさん

そんなカン・スヨンさんの遺作となったのが、ヨン・サンホ監督演出のNetflix映画『JUNG_E/ジョンイ』だった。同作は今年1月に公開されると映画グローバル部門で1位にもなった。

カン・スヨンさんが亡くなって1年が経ったが、映画界とファンは依然として彼女を懐かしむ。ムン・ソリ、イ·ジョンヒョン、チェ・ヒソ、キム・ヘジュン、パク・ジヒョンはカン・スヨンさんの1周忌を追慕した。

また、カン・スヨンさん1周忌追慕事業として公式追慕集『カン・スヨン』も発刊された。 カン・スヨン追悼事業推進委員会は、弟カン・スギョン氏と名誉委員長のイム・グォンテク監督およびキム・ドンホ推進委員長ら映画関係者29人で構成されており、『パラサイト~半地下の家族~』のポン·ジュノ監督やソル・ギョング、キム・ヒョンジュらも加わっている。

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