10月11日に北米で公開された映画『パラサイト 半地下の家族』(以下、パラサイト)が、現地メディアの注目を集めている。
カンヌ最高賞に輝くポン・ジュノ監督『パラサイト』、何が評価されたか
アメリカのエンタメ雑誌『VARIETY』が選ぶ「受賞可能性の高い映画10作品」には、『ジョーカー』『ロケットマン』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『ジュディ』『ジョジョ・ラビット』などと共に『パラサイト』が名前を連ねた。
映画メディア「IndieWire」は、『パラサイト』のオープニング記録を取り上げ、「とても特別で強烈なオープニング」と評価した。また、興行収入が37万6264ドル、世界の興行収入は9300万ドルを記録したことにも触れている。
「IndieWire」は、昨年のアカデミー賞3冠に輝いた映画『ROMA/ローマ』と『パラサイト』を比較しながら、「パラサイトがローマを追い越している」と伝えた。
現地メディアは『パラサイト』がアカデミー賞の外国語映画賞をはじめ、作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートされると予想している。
今年9月、韓国映画振興委員会はアカデミー賞の国際長編映画賞(旧外国語映画賞)に『パラサイト』を韓国代表出品作に選定した。アカデミー賞の最終ノミネートは2020年1月に発表される。
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