K-POPの勢力図を塗り替えたIVE(アイヴ)、初フルアルバムでカムバック「ふさわしいグループに」【PHOTO】

2023年04月10日 K-POP #IVE #写真

「確固たるIVE(アイヴ)のアイデンティティをお見せする!」

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K-POP第4世代を代表するガールズグループIVEが、さらに堂々とした姿で帰ってきた。

4月10日午後、今年でデビュー2年目となったIVE(ユジン、ガウル、レイ、ウォニョン、リズ、イソ)が初のフルアルバム『I've IVE』を発売し、8カ月ぶりにカムバックした。

デビュー曲『ELEVEN』から『LOVE DIVE』『After LIKE』と3作品連続で大ヒットを記録し、花道だけを歩んできたIVEが1stフルアルバムでもシンドロームを起こすのか、期待が高まっている。

4月10日、カムバック記者懇談会に参加したIVE

「アイデンティティを見せるアルバム」

同日午後、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区のコンラッド・ソウルでは、IVEのカムバック記者懇談会が開かれた。残念ながらレイは体調不良でフォトタイムにのみ参加し、質疑応答には出席できなかった。

レイ

IVEは第4世代ガールズグループブームの主役だ。2021年12月1日にデビューして以降、たった3枚のシングルアルバムで累計販売量300万枚以上を記録し、音楽番組で通算37冠を達成した。

最近公開したニューアルバムの先行公開曲『Kitsch』でも、圧倒的な人気を証明。韓国主要音源サイトであるMelon、Genie、Bugsのリアルタイム、デイリー、週間チャートで1位を記録している。

メンバーのウォニョンは、「成績を期待するよりかは多くの方々に喜んでもらいたいという気持ちで準備した。思った以上に大きな愛をくださって感謝している」と感想を述べた。

ウォニョン

今回のアルバムは、IVEの初のフルアルバムという点で注目されている。これまでシングル単位のアルバムを出してきたIVEは、この1年間の活動で得た自信を土台に、グループの名前が盛り込まれた1stフルアルバムに自分たちの本格的な物語を盛り込む。

彼女たちはニューアルバムとタイトル曲『I AM』を通じて、堂々とした自己確信と愛に対する主体性を語り、デビューからずっと固執してきた“ナルシシズム”の世界観をより強固にする。リーダーのユジンは「初めて発売するフルアルバムだ」とし、「IVEのアイデンティティをきちんと見せるアルバムだ。堂々とした自己愛を基盤に、上昇と下降を恐れないという気持ちが込められている」と話した。

タイトル曲『I AM』についてガウルは、「メンバーのボーカル的な魅力が多く込められた曲」とリスニングポイントを説明。コンセプトに「モダン・カリスマ」を挙げたイソは、「自信あふれるIVEだけの堂々としたアティチュード(態度や姿勢)を、ビジュアルを通じてもお見せする」と固い覚悟を伝えた。

ガウル

アルバムにはタイトル曲『I AM』と先行公開曲『Kitsch』をはじめ、2月に開催した初のファンコンサートでサプライズ公開した『Blue Blood』、宇宙少女のエクシが作詞に参加した『Lips』など計11曲が収録される。

IVEメンバーの参加も目立つ。今回の新譜にはユジン、ウォニョンの単独作詞はもちろん、ガウルとレイのラップメイキングなど、メンバーの積極的な参加で一層成長した音楽性を表わす。『Kitsch』の作詞に参加したガウルは、「短いラップの区間に私たちだけの自由さ、堂々とした姿を見せることに重点を置いて熱心に作詞した」と感想を述べた。

アルバム制作にメンバーが大きく関与

IVEは発表する曲ごとにダンスカバーや“チャレンジ”が大きな人気を集める。4月8日、韓国プロサッカーであるKリーグの試合が繰り広げられたソウル・ワールドカップ競技場で祝辞を述べた歌手イム・ヨンウンが、IVEの『After LIKE』に合わせてダンスを披露してYouTubeなどで大きな話題を集めたりもした。

イソ

これを見た感想について尋ねられたウォニョンは、「イム・ヨンウン先輩の舞台をありがたく見た」とし、「今回の活動も様々な先輩方とカバー、チャレンジをしてみたい」と答えた。

大衆性を基盤に男性ファンはもちろん、女性ファンの獲得まで成功し、ボーイズグループ中心だったK-POP界の勢力図を塗り替えたIVEは、「Melonミュージックアワード」「MAMAアワード」「ゴールデンディスク」などで新人賞と大賞を同時に受賞する珍しい記録を作った。今年1月に開かれた「ソウル歌謡大賞」では、最高音源賞の栄誉を抱いたりもした。

さらに堂々とした姿で帰ってきたIVEが今回のフルアルバムを通じて、どんな成長を見せるか期待される理由だ。

ユジンは「先に発表した3枚のシングルが多く愛されて、さらに熱心に準備した。“第4世代の強者”と呼んでもらえて感謝し、それにふさわしいグループになれるよう努力する」と誓った。

ユジン

活動目標としてリズは、「評価や記録よりも努力しただけに、私たちのアルバムをたくさん愛してほしい。第4世代の先頭に立つガールズグループと呼ばれるほど、多くの愛をくださったことだけでも感謝している」とし、「私たちの堂々とした姿と主体性を大衆の方々に伝えることが目標だ」と答えた。

リズ

IVEはグローバル市場の攻略にも本格的に乗り出す計画だ。今回のアルバムでソニーミュージック傘下のコロムビア・レコードを通じて、北米市場にも本格的に進出する。

韓国国内で大きな愛を受けるIVEが初のフルアルバム『I've IVE』を通じて、グローバルなガールズグループへと成長できるかにも注目が集まっている。

ウォニョン(左)とユジン

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