数多くの芸能人が痩せるために血の滲むような思いでダイエットをしている。そんななか、太るための努力をするスターがいる。
作曲家兼プロデューサーのコード・クンストとWonder Girls出身の歌手ソンミがそうだ。
コード・クンストとソンミは「骨が見えるほど痩せた体」とも呼ばれていた。もちろん、太った後も相変わらず痩せているはいるが。実際、2人は痩せた体つきを維持するために管理もしたが、体力強化のため体重を増量し、以前より一層健康的なビジュアルでさらに大衆の好感を得ている。
コード・クンストは「痩せ型の最高峰」という表現も過度だと思わないほどだった。昨年、バラエティ番組『私は1人で暮らす~シングルのハッピーライフ~』に出演した際、力がなさそうな印象だったコード・クンスト。当時、バナナ一個をやっと食べるほど食べ物に全く関心がなさそうな姿は、他の出演者を驚かせた。
映像では屋上に上がる時と降りる時、運動をする姿を見せた。「運動を自分なりに頑張っている。健康ではなく美容のためだけにする。服が綺麗に着こなせるような筋肉だけをつける」と話した。
出演者が「服を着こなすために痩せたのか」と尋ねると、「20代の時は痩せた体が好きだった。痩せた体を維持していたら、今は体質となった」と答えた。痩せるために努力したのだ。「プロデューサーは病的に具合が悪く見えるのが格好いいと思う。よく食べて豊かに暮らす感じがすると、芸術家という感じがしない。この世に未練がなさそうな感じが良い」と話した出演者の言葉のようコード・クンストは痩せすぎて“病弱”に見えたりもした。
そんな“病弱だった”彼が変わった。なんと9kgの増加に成功したのだ。太り、以前より元気そうな姿を見せた。
「34年の人生で太ったという言葉を初めて聞いた」と言いながら、運動を始めたこと話した。そして「昨日は70キロだったが、今は69キロだ。虹の会(『私は1人で暮らす』のメンバーの集まり)に初めて来た時は63kg。この体質の人は知っていると思うが、食べても太らずお腹を壊す。運動を地道にすればある程度は役立つ」と伝えた。
4月5日に放送されたバラエティ番組『ラジオスター』で9kgの増量を告白し「昨年一年、『私は1人で暮らす』を撮りながら増量して運動をしなければならないという気がした。序盤は61~2kgだったが、今は69~70kgを行ったり来たりしている」として9kg前後の写真を公開し「腕と肩の運動をたくさんした」と自信を示した。
体を鍛えだした本当の理由について「20代の時は痩せればスリムだと思っていた。ところが30代になると8~9時間寝ても『昨日もまた作業したの?』と聞かれる。具合が悪く見えるという言葉は聞かないようにしよう。肩と腕だけでも大きくしようと思って運動を決心した」と説明した。
体重を増量して魅力が増したのは彼だけではない。歌手のソンミもいる。
ソンミも生まれつき細かった。ところが2019年、8kg増量したことによって以前よりグラマラスな体つきになって話題に。太らない体質のソンミは、そのことがストレスだと打ち明け、ファンからも度々「太って」という助言を受けたりもした。
以前は40kg前半のスリムな体つきを維持してきたソンミ。体重を増やそうとしたが、容易ではなかった。様々な努力の末、8kgも増やして体力強化に成功した。
ソンミが太ったのには理由があった。当時、ソウルから18都市を回るワールドツアーのためだ。なんと4カ月にわたるワールドツアーでソンミは、運動と食事療法で8kgを増やしたと明らかにした。ファンも「痩せていたときよりもっと素敵だ」という反応を見せた。
8kg太って50kgになったソンミはスイムウェア撮影もしたが、健康的で弾力感のある体つきで視線を集めた。
(記事写真=OSEN)
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