“4種の麻薬”を投薬した容疑をかけられている俳優ユ・アインを公開的に応援した女性歌手が話題だ。
ユ・アインの麻薬容疑が軽くない事件であるだけに、公開的に応援した彼女に対する批判の声も上がっている。
歌手キム・ソンは3月28日、同日にユ・アインが謝罪文を上げたSNSに「待っている。最初からユ・アインの1番のファンであることを知っているでしょ?義理男(義理のある男)!」と書いて、エールを送った。
そんなキム・ソンの応援に対して賛否両論が起きている。
投稿に触れたユーザーらは「状況の重さをわかっていない」「犯罪者を擁護する発言はどうなのか」といった批判を浴びせた。一方で「応援するのは個人の自由」「応援したからといって非難される理由はない」と、キム・ソンを支持するコメントもあった。
大麻、プロポフォール、コカイン、ケタミンなどの麻薬類を投薬した疑い(麻薬類管理法違反)をかけられたユ・アインは3月27日、ソウル警察庁・麻薬犯罪捜査隊に出頭して12時間にわたる取り調べを受けた。
調査後、取材陣の前に立った彼は「不祥事でこのような場に立って、これまで私を愛してくれた多くの方々に失望を与えた点、深く反省する。申し訳ない」と頭を下げた。
さらに翌日である3月28日には、自身のSNSに謝罪文を公開し、「昨日、警察の取調べ直後、十分ではない謝罪をした。芳しくないことで私を大切にしてくださり、愛してくださった多くの方々に大きな失望を与え、もう一度謝罪の言葉を申し上げる」と謝罪した。
なおユ・アインが出演し、すでに撮影を終えて公開を待つばかりだったNetflixの映画『勝負』(原題)とドラマ『終末のフール』(原題)は、公開が暫定保留・延期となった。
◇ユ・アイン プロフィール
1986年10月6日生まれ。韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名になる。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演して活躍している。
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