飲酒運転事故で法廷に立った女優キム・セロン（22）を、居酒屋でのアルバイトに続き、ホールデム・バーで目撃したという情報が相次いで提供されている。
3月21日、ある韓国メディアは、キム・セロンがソウルの居酒屋でアルバイト中の姿を見たという情報提供があったと報じた。この居酒屋はキム・セロンの知人が運営する店舗で、キム・セロンは誠実に働いていたと明らかにしている。
また、別のメディアはキム・セロンが今年初め、ソウル市内のホールデム・バーで飲食をしながらゲームを楽しむ姿が数回にわたって目撃されたという情報提供を受けたと伝えた。
ホールデム・バーとは、ポーカーの一種であるテキサス・ホールデムを楽しめる酒場なのだが、キム・セロンが飲酒運転事故から1年も経たないうちに遊興施設を利用したことが問題視されているわけだ。
情報提供者は、「飲酒事故後、裁判で多くの反省をしているという記事を見たが、実際に見たキム・セロンはそのように見えなかった」とし、「ホールデム・バーでは、ゲーム関連で有名な男性ユーチューバーと長い時間ゲームを楽しみ、周囲の視線も意識しない姿だった」と話している。
先立ってキム・セロンは3月8日、道交法違反疑惑で開かれた初公判に出席。昨年5月、ソウル清潭洞（チョンダムドン）一帯で飲酒運転をしていたところ、変圧器やガードレールなどに衝突した疑いが持たれているからだ。
事故当時、彼女の血中アルコール濃度は0.227%で、免許取り消し水準の3倍もの数値だったという。
検察側は2000万ウォン（約200万円）の罰金刑を求刑したが、キム・セロンは「少女だが家長として家族を扶養している」と生活苦を理由に善処を訴えた。
最近では、SNSにカフェでアルバイト中の写真を公開した。ユニフォーム姿で仕事に邁進していると思われたが、職場だと推察されるコーヒーチェーンは、キム・セロンの勤務歴はないと否認し、アルバイトをしているかさえも疑わしいとされた。
また、自粛中に居酒屋で誕生日パーティーを開いたという疑惑や、韓国10大法律事務所の代表弁護士など6人の大物弁護士を選任した事実など、様々な問題を巻き起こしたことで物議を醸している。
現在、キム・セロンはこれらの問題に関して釈明を出していない。
◇キム・セロン プロフィール
2000年7月31日生まれ。9歳から子役として活動を始め、スクリーンデビューとなった2009年公開の主演映画『冬の小鳥』では孤児院に捨てられた少女を熱演。カンヌ国際映画祭に韓国の役者史上最年少で招待された。2010年に公開された『アジョシ』ではウォンビンと共演し、大韓民国映画大賞新人女優賞を最年少で受賞した。現在は実力派女優として多方面に活躍。特に、2019年に韓国で放送されたドラマ『レバレッジ：詐欺操作団』では、凄腕の女泥棒役を見事に演じて魅力的な姿を披露した。
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