麻薬投薬の疑いが持たれている俳優ユ・アインが検事出身の弁護団を用意した。
3月21日、ある韓国メディアによると、ユ・アインは「キム&チャン法律事務所」出身の弁護士を法律代理人に選任したという。
ユ・アインが選任した弁護士は、2006年から11年にわたって検事として活動した人物で、2017年12月にキム&チャン法律事務所で勤めたが、現在はインフィニティ法律事務所で働いている。
このインフィニティ法律事務所には、最高検察庁次長検事、麻薬課長・組織犯罪課長などを歴任した元検事長の弁護士も所属している。
なおユ・アインは24日に、麻薬類管理法違反の疑いでソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊に被疑者として召喚調査を控えている。去る2月5日、仁川(インチョン)国際空港入国時に薬物検査を行って以来、警察がユ・アインを召喚するのは初めてだ。
国立科学捜査研究院の鑑定結果、ユ・アインの毛髪と尿からはプロポフォール、大麻、コカイン、ケタミンの4種類の麻薬成分が検出された。
これに対し、ソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊は7日、ユ・アインの実居住地である漢南洞(ハンナムドン)の自宅と、住民登録上の住所地である梨泰院洞(イテウォンドン)の自宅で押収捜索を行った。
◇ユ・アイン プロフィール
1986年10月6日生まれ。韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名になる。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演して活躍している。
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