大手芸能事務所HYBEのトップ、パン・シヒョク議長がBTS(防弾少年団)の兵役と再契約について明かした。
3月15日、韓国の言論人団体である「クァンフンクラブ」がソウルの韓国プレスセンター国際会議場で、パン・シヒョク議長を招待してフォーラムを開催した。
この日、基調演説後に続いた質疑応答では、HYBEを代表するアーティストであるBTSに対する質問が続いた。
メンバー最年長のJINを皮切りに始まったBTSの兵役について、残りのメンバーたちの入隊についても言及した。
パン・シヒョク議長は「2025年に完全体活動を再開することを希望している」とした。ただ残りのメンバーの入隊時点については、「個人情報に近いため、申し上げることは難しい。入隊時点が決まれば順次、透明に公開する」と慎重な立場を明らかにした。
除隊後のBTSメンバーとの再契約についても、「BTSの再契約に関しては社会的な波紋が大きいので、この場で明らかにするのは慎重だ」とし、「まだ契約期間は残っている。その期間中にメンバーたちともっと話をすることになるだろうし、その後に話すことがアーティストとファンに対する礼儀だと思う」と答えた。
政界では兵役法の改正を通じてBTSの兵役問題を解決しようとする動きもあった。これに対する考えを尋ねる質問にパン・シヒョク議長は、「兵役の義務をどう考えるかと関係なく、個人から見たとき、キャリアの連続性と国家資産から見たときの損失がないとはいえない。これを愛国心がないと話すのは事実に対する歪曲」とした。
それでも「3年にわたってアーティストたちは国家の呼びかけに応じるとの意思を表現してきた。軍隊に行くことができたことを、うれしく思っている」と話した。
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