幼少期の暴力によって魂まで壊れたある女性が人生をかけて緻密に準備した凄絶な復讐と、その渦に陥る人々の話を描いたNetflixオリジナルシリーズ『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』(以下、『ザ・グローリー』。主演を務める女優ソン・ヘギョが、公開前の憂慮について打ち明けた。
3月8日に行われたNetflix『ザ・グローリー』パート2の舞台挨拶にはソン・ヘギョとキム・ウンスク作家、アン・ギルホ監督が参加した。
この日、ソン・ヘギョは「『ザ・グローリー』パート1を公開する前は心配が先だった。私の足りない面だけが見えたが、公開された後は良い反応があふれ最初は気が気でなかった。久しぶりにドラマがうまくいった」と感謝の挨拶を伝えた。
続けて「本当に嬉しかった。初めてのジャンル物なので、すべてが難しくて大変だった。シーンごとに合っているかどうか悩んだ。苦労した分、良い反応だったので感謝している」と感想を述べた。
また、パート2が公開されるまでどのように過ごしたのか尋ねられると「最初は視聴者と同じ気持ち。早く配信してほしいという気持ちだったが、時間が長くなるにつれ、忘れるのではないかと心配になった」とし「電話が来れば『3月10日』とだけ答えた。それとともに「パート1でドンウンが敷いておいた伏線が全て爆発するのではないだろうかと思う。その点が面白いと思う」と、期待感を高めた。
特に、現場で最も記憶に残る瞬間について、火傷の特殊メイクを挙げた。彼は「傷跡のメイクに時間がかかった。脱いだ状態で4~5時間メイクをした」として「そのシーンのために熱心にダイエットした。3日前からはバナナだけを食べ、前日は水も飲まなかった。その状態でメイクをしたら撮影前に死にそうだった。体が大変だったので、実際にそのシーンがもっとよく出たようだ」と当時を振り返った。
同時にファンの応援に「すべての方々が共感して一緒に痛いと思うことができ、このように分かち合うことができて本当に光栄だ」とし「ムン・ドンウンというキャラクターを任せてくださり感謝し幸せだった。ムン・ドンウンを表現する時間が痛くて大変だったが、ムン・ドンウンのような人物も『何かできる』、『希望がある』を代わりに演技を通じて見せることができて意味深い時間だった」と付け加えた。
そんな『ザ・グローリー』パート2は3月10日から公開される。
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